今回はWhizzer TP1のレビューをしたいと思います。
今回レビューするWhizzer TP1はWhizzer社の新製品です。
Whizzer社の商品はあまり買ったことが無いのですが、有線イヤホンのイメージがありました。
前回Whizzer社の社名が入っているOperaFactory社のOperaFactory OM3も有線のイヤホンでした。
おそらくKZ TWS T1と同様に有線イヤホンのノウハウをTWSに生かしているのだろうと思ったこと、個人的にTWSにはまりかけていることから今回のWhizzer TP1も購入することにしました。
今回のWhizzer TP1の特徴は10mm Tesla Magnetometer Unitというテスラドライバーが使われていることです。
ヘッドホンなどでよく聞くこのテスラドライバー搭載のWhizzer TP1はどのような音がするのでしょうか。
読者様の購入の参考になれば幸いです。
Whizzer TP1の仕様について
仕様 |
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Model Number: Whizzer TP1 5.0 TWS |
Bluetooth Version: 5.0 + EDR |
Color: Black |
Battery Capacity:3.7V 55mah*2pcs |
Playing Time: About About 6-7 hours |
Effective Distance: 10m |
Charging Time: About 2 hours |
Waterproof: Yes |
Unit: 10mm Tesla Magnetometer Unit |
今回私はブラックカラーのモデルをEasy earphones(@hulang)から購入しました。
ドライバーはテスラドライバーを搭載しています。
TWSイヤホンでテスラドライバーを搭載しているのは初めてなのではないでしょうか!
また、防水機能付きでTWSイヤホンは外仕様が主だと思うので安心して使えますね!
イヤホンの連続再生時間は公称約6時間となっており、TWSイヤホンとしては十分な再生時間を有しています。
残念ながらaptXには対応しておりません。
Whizzer TP1の外観等について
購入時の外観、付属品について
私は今回Whizzer TP1をAliexpressで購入しました。
Whizzer TP1はAliexpressで購入するとおなじみのプチプチの袋に入っていました。
箱に痛みなどなく無事に届きました
イヤホン本体
充電機能付きケース
イヤーピース(2種類×3サイズ)
充電用ケーブル説明書類
Whizzer TP1はイヤーピースが2種類3サイズ入っているのが親切です。
そのため、イヤーピースを別途購入しなくても自分に合ったサイズのイヤーピースをつけてWhizzer TP1を利用できます。
持ち運び用ケースは小型で、また滑りにくい質感で持ち運びも安心です。
イヤホンの外観について
Whizzer TP1の筐体はフェイスプレート、シェル、ノズル部分すべてがプラスチック製です。
Whizzer社のイヤホンは筐体のつくりが良いです。
一部に金属が使われていますが、高級感もありとてもきれいです。
筐体の大きさは縦に長さがあるため、大きいです。
ノズルに引っ掛かりがあるのでイヤーピースの紛失の心配はありません。
筐体は大きさに比べて軽いため、使用時に重みで落ちてくるということはないです。
Whizzer TP1、Nex Q70とのサイズ感は写真のような感じです。
Whizzer TP1のペアリング方法、操作性、操作方法について
ペアリング方法
Whizzer TP1をケースから取り出すと自動でペアリングされます。
公式の方法も以下です。
ペアリング方法:
①イヤホンが充電ケースから取り外してください
②取り外したらイヤホンが自動的にペアリングモードに入ります
③6秒後にプレイヤーのBluetooth機能を開いて、Whizzer TP1と接続してください
④1度接続することに成功すると2度目以降は自動的に接続することができます
操作性
Whizzer TP1はタッチ式でボタンがありません。
主な操作はフェイスプレート部分のタッチです。
Whizzer TP1の操作方法
【電源オン/オフ】
起動:右と左イヤホンのフェイスプレートを3秒に押して起動します。
自動電源オフ: イヤホンを充電ケースに入れるだけで、自動的に電源オフになります。
パワーオフ:右と左イヤホンのフェイスプレートを6秒に押すと電源オフになります。
【主な操作方法】
音楽再生/停止・・・イヤホン(LまたはR)のフェイスプレートを1回押す
1曲送り ・・・イヤホン(R)のフェイスプレートを2回押す
1曲戻し ・・・イヤホン(L)のフェイスプレートを2回押す
音量を上げる・・・イヤホン(L)のフェイスプレートを3回押す
音量を下げる・・・イヤホン(R)のフェイスプレートを3回押す
通話・・・イヤホンのフェイスプレートを軽く1度押す。
通話拒否・・・2秒以上イヤホンのフェイスプレートを押す。
【音声アシスタント起動】
●フェイスプレートを2秒長押しで、siri、googleアシスタントを呼び入れ。
Whizzer TP1の音質について
レビューの前提として
〈エージングについて〉
私は実体験からエージングは必要があると思っています。
そのため、エージング前に記事を上げ、エージング後に同記事を追記します。
〈エージング方法について〉
私のエージング方法は適度な音量で100時間超エージング用音源(オーディオ機器エージング用WAVファイル集の詳細情報 : Vector ソフトを探す!)でエージングし、次に100時間音楽ランダム再生の計200時間超を目安としています。
〈高音、中音、低音について〉
高音はシンバル
中音はボーカルやバイオリン・ピアノ
低音はドラム
をイメージしています。
〈イヤーピースについて〉
付属の物は使わないです。
私の良く使うイヤーピースは、OSTRY、スピンフィット、スパイラルドット、コンプライ、SednaEarfitです。
Whizzer TP1では主にスピンフィット、SednaEarfitを試しました。
開封直後(エージング前)
〈全体的な出音のバランス〉
Whizzer TP1の一聴目の感想としては低音の印象が多少強めなドンシャリ傾向の高解像度な出音で寒色傾向のイヤホンです。
出音のバランスは高低音が強めで、中音は高低音よりも抑え気味という印象です。
ドンシャリ傾向の音ですが、少し低音が強めです。
TWSイヤホンの中では高音が綺麗に聞こえる印象を受けました。
出音の強さのイメージとしては低音≧高音≧中音のイメージです。
音の傾向としては寒色です。
〈高音〉
Whizzer TP1で最も印象的に聞こえる音域です。
量があり、超高音も少しではありますがしっかりと出ており高音のレンジはかなり広いです。
TWSイヤホンは高音の印象が強い物が少なかったのでとても好印象です!
また解像度の高さもあり高音はかなり綺麗に聞こえます。
シンバルなどの刺さりはありません。
音の距離は普通です。
〈中音〉
中音の量は他の音域に比べて控えめです。
量は他の音域よりも少ないですが、十分に出ています。
距離が近いこともあり曲によってはかなり印象が強いです。
距離は近めです。
〈低音〉
Whizzer TP1で最も量が多く聞こえる音域です。
かなり量が多いことで低音の印象は強めです。
低音のレンジはそこまで広くないですが、しっかりと出ています。
低音がそこまで支配的出ていますはないので他の音域が綺麗に聞こえます。
距離は普通です。
〈解像度〉
全体的に解像度が高いです。
おそらくテスラドライバーのおかげでしょう。
高音のキレイさは驚きます!
TWSイヤホンの高音としてはかなりハイレベルです。
〈分離感・音場〉
音場は近い~普通程度で、分離感は並です。
ただ、高音はかなりきれいにはっきりと聞こえます。
音以外の評価として
〈音漏れ・遮音性について〉
Whizzer TP1はDD搭載の機種なので、空気穴があり音漏れがあります。
少し音漏れの量があります。
ただ、遮音性は並程度です。
よって、通勤・通学用のイヤホンとして使用をおすすめ出来ます。
〈電池の持ちについて〉
実際に使用したところ、満充電状態から切れるまでは約5時間でした。
電池の持ちは並程度です。
ケースで約5回充電できるので25時間と考えるとかなりロングバッテリーです。
〈接続性ついて〉
Bluetooth5.0で接続が出来ており、電車内や駅構内での利用については問題がありませんでした。
通勤・通学時でも十分に利用できそうです。
Whizzer TP1のまとめ
Whizzer TP1の特徴
Whizzer TP1の評価
個人的な価格比のおすすめ度です
音質 | 4.5 |
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操作感 | |
再生時間 | |
防水防滴・フィット感など | |
総合評価 | |
Whizzer TP1のエージング前の感想としては低音の印象が多少強めなドンシャリ傾向の高解像度な出音で寒色傾向のイヤホンです。
量は低音が多めですが、このTWSイヤホンの特徴はきれいな高音で分離感も高く、くっきりはっきりとした音で音楽を楽しく聞くことができます。
TWSにしてはかなりレンジの広い高音、解像度の高さともにTWSイヤホンではハイレベルにあるため高音が好きな人におすすめできます。
高音が特徴的ですが、中低音も綺麗にしっかりと出ています。
テスラドライバーのきれいな音にはかなり驚きました!
再生時間も長めで防水機能もあるので、Whizzer社の今後のTWSイヤホンにも期待が出来そうです。
では次のレビューにて。