今回はTWS X19のレビューをしたいと思います。
X19の特徴は私のブログでは珍しいBluetoothのイヤホンということです。
そして、TWS X19はイヤホン同士をケーブルでつなぐタイプのBluetoothイヤホンではなく、イヤホン同士がつながっていないタイプのBluetoothイヤホンだということです。
このBluetoothイヤホンのタイプをトゥルーワイヤレスステレオ(True Wireless Stereo)を略して「TWS」と言い最近はこのタイプのイヤホンをしている人を電車でもよく見かけます。
また、IPX5という高い防水防滴性能が素晴らしく持ち運びにぴったりなのもTWS X19の特徴です。
TWS X19はどのような音が出るのか、また快適なのかを検証していきたいと思います。
読者様の購入の参考になれば幸いです。
TWS X19の仕様について
BLUETOOTH バージョン | V5.0 |
BLUETOOTH 通信距離 | 10m |
イヤホンサイズ | 31*17.5*22㎜ |
充電ケースサイズ | 92*36*30㎜ |
待機時間 | 180時間 |
通話時間 | 3-5時間 |
音楽再生 | 約5時間 |
バッテリータイプ | Polymer Lithium Battery |
イヤホン電池容量 | >50mAh |
充電ケース電池容量 | >450mAh |
対応BLUETOOTH プロファイル | HSP/HFP/A2DP/AVRCP |
インピーダンス | 16Ω |
許容動作温度 | -10—55℃ |
イヤホン重量 | 約4.5g(片耳のみ) |
充電ケース重量 | 約41g |
対応機種 | iOS/Android/Windows |
電圧 | 5V |
対応コーデック | AAC SBC |
防水防滴性能 | IPX5 |
TWS X19を今回Nex Audio様に提供していただきました。
TWS X19はブラックモデルの1種類です。
今回はブラックモデルを提供していただきました。
値段は5000円です。
販売店はAmazon、Aliexpress、DROP等が大手だと思います。
保証は一年です。
TWS X19はbluetooth5.0に対応しています。
また、IPX5を備えており非常に防水防滴性能が高いです。
さらに、ケース込みでも重量は約50gと非常に軽く持ち運びやすいです!
ただ、対応コーデックはaptXには対応しておらずここは少し残念です。
また、再生時間は5時間と必要十分な再生時間を持っています。
TWS X19の外観等について
購入時の外観、付属品について
TWS X19の箱のデザインは黒色を基調としています。
大きさは普通です。
シルエットとしては長方形です。
イヤホン本体
充電機能付きケース
イヤーピース1種類×3サイズ
ケーブル1本
説明書
TWS X19のケースは充電機能付きケースです。
また、約41gと非常に軽く持ち運びやすいです。
イヤホンの外観について
TWS X19はフェイスプレート、シェル、ノズル部分すべてがプラスチック製です。
イヤホンのつくりはとても丁寧です。
筐体の大きさは小さいです。
また、本体の重さは約4.5gと非常に軽く着用していても重さを感じません。
さらにノズルが細く奥までフィットするため、着用感が良いです。
TWS X19のノズル部分には引っ掛かりが有ります。
そのため、イヤーピースの落下しづらく外での使用をおススメ出来ます。
TWS X19のペアリング方法、操作性について
ペアリング方法
TWS X19はケースから取り出すと自動でペアリングモードになります。
2度目の接続は設定は不要です。
操作性
TWS X19の操作はボタンで行います。
ボタンが少し固めです。
また、耳の穴に向かってボタンを押すタイプなので、ボタンを押すたびに装着感が落ちるのが少し改善してほしいポイントです。
TWS X19の操作方法
【電源オン/オフ】
電源オン:充電ケースから取り出すだけで、自動的に電源オンになります。
電源オフ: イヤホンを充電ケースに入れるだけで、自動的に電源オフになります。
【主な操作方法】
音楽再生/停止・・・イヤホン(LまたはR)のボタンを1回押す
1曲送り ・・・イヤホン(R)のボタンを2回押す
1曲戻し ・・・イヤホン(L)のボタンを2回押す
音量を上げる・・・イヤホン(R)のボタンを3回押す
音量を下げる・・・イヤホン(L)のボタンを3回押す
音質について
レビューの前提として
〈エージングについて〉
私は実体験からイヤホンにエージングは必要があると思っています。
〈エージング方法について〉
私のエージング方法は適度な音量で100時間超エージング用音源(オーディオ機器エージング用WAVファイル集の詳細情報 : Vector ソフトを探す!)でエージングし、次に100時間音楽ランダム再生の計200時間超を目安としています。
〈再生機器について〉
WM1A、アンバランス出力、ハイゲイン出力です。
〈高音、中音、低音について〉
高音はシンバル
中音はボーカルやバイオリン・ピアノ
低音はドラム
をイメージしています。
〈イヤーピースについて〉
付属の物は使わないです。
私の良く使うイヤーピースは、OSTRY、スピンフィット、スパイラルドット、コンプライ、Sednaearfitです。
TWS X19では主にスピンフィット、スパイラルドット、Sednaearfitを試しました。
TWS X19の音質について
〈全体的な出音〉
TWS X19の感想は低音強めなドンシャリ傾向の音ではっきりとした元気な音のイヤホンです。
出音のバランスはドンシャリですが、高音よりも低音のほうが強いです。
出音の強さのイメージとしては低音>高音>中音のイメージです。
全体的に低音が強めではっきりと音が聞こえるイヤホンです。
音の傾向としては寒色です。
〈高音〉
高音の量はしっかりとあり印象が強いです。
量は多いですが、多少音のレンジは狭いです。
ただ、高音はBluetoothにしては思っている以上にきれいに聞こえています。
その分シンバルなどの刺さりはありません。
音の距離としては普通程度です。
〈中音〉
中音の量は各音域の中で最も少ないです。
音の量は少ないですが、しっかりと中音は聞こえます。
サ行の刺さりは感じません。
距離は近めから普通程度です。
〈低音〉
TWS X19で最も特徴的なのは低音です。
低音の量は最も出ており印象が強いです。
また、しっかりと深い低音も出ておりレンジが広いです。
ただ、量の割には少しボヤっとした低音です。
音の距離は近めです。
〈解像度〉
解像度はTWSとしては普通程度です。
高低音はしっかりと聞こえます。
〈分離感〉
TWSイヤホンとしては分離感は普通程度です。
他の音域などとの被りもなくしっかりと聞き取れます。
〈音場〉
音場は全体的に近いです。
ただ、音場は狭いですが、低音が近めなため臨場感があります。
音以外の評価として
〈音漏れ・遮音性について〉
TWS X19の音漏れの量はそこまで多くないです。
また、遮音性も悪くないです。
よって、通勤・通学用のイヤホンとして使用をおすすめ出来ます。
〈電池の持ちについて〉
実際に使用したところ、満充電状態から切れるまでは約4.5時間でした。
TWSイヤホンとしては普通です。
ケースに入れることで充電を約3回出来るので、ケースごと充電せずに15時間の再生が可能です。
なかなかのバッテリーです。
〈接続性〉
Bluetooth5.0で接続が出来ており、電車内や駅構内での利用については問題がありませんでした。
通勤・通学時でも十分に利用できそうです。
TWS X19のまとめ
TWS X19の特徴
TWS X19の評価
個人的な価格比のおすすめ度です
音質 | 4.0 |
操作性 | |
再生時間 | |
防水防滴・フィット感等 | |
総合評価 | |
TWS X19は低音強めなドンシャリ傾向の音ではっきりとした元気な音のイヤホンです。
BluetoothのしかもTWSなので音にはそこまで期待していなかったのが正直なところでした。
しかし、良い意味でその期待を裏切られました!
また、軽く、小型でさらにIPX5という高い防水防滴性能から持ち運びにぴったりなTWSイヤホンです!
持ち運びに便利で音も求めている人におすすめできます!
TWSイヤホンにはまってしまいそうです(笑)
ではでは次のレビューにて。