今回はMIFO O5のレビューをしたいと思います。
このMIFO O5はAmazonで販売しているNex Audio社から出た新製品です。
前回トゥルーワイヤレス商品のTWS X19を試して以来すっかりTWSイヤホンの便利さにはまってしまいました。
そして、今回Nex Audioさんが新製品を販売するのをtwitterで見かけ、このMIFO O5も併せて同時購入することにしました。
このMIFO O5の特徴は、IP67という高い防水・防塵性能、AAC対応、周囲の音が確認できる機能、再生時間約7時間というロングバッテリー、高級感ある筐体とケースです!
はたしてMIFO O5はどのような音が鳴るのでしょうか。
読者様の購入の参考になれば幸いです。
MIFO O5の仕様について
通信方式 Bluetooth標準規格 Ver. 5.0
イヤホンサイズ:22.5316.822.53(㎜)
充電ケースサイズ:764530(㎜)
BLUETOOTH 通信距離:約20m
変調方式 FHSS
対応Bluetoothプロファイル: A2DP,AVRCP,HFP,HSP,SPP,PBAP
対応コーデック :AAC,VVC 6.0,DSP
伝送帯域(A2DP) 20Hz-20,000Hz
電源 DC3.7V : 内蔵充電式リチウムイオン電池60mA*2
充電時間 イヤホン本体1.5時間、充電ケース約4時間(フル充電)
充電方法 USB充電(ケース使用)
電池質量 約46g
電池容量 2600mAh
連続音声再生時間 一回に最 大 6時間
連続通話時間 最 大 7時間
待受時間 最 大 560時間
私はMIFO O5をAmazonで購入しました。
値段は7990円です。
販売店はAmazon、Aliexpress、DROP等が大手だと思います。
保証は一年です。
MIFO O5はグレーモデルのみ1種類です。
MIFO O5はカラーバリエーションではなく、内蔵しているドライバーユニットで選べます。
バランスドアーマチュアとダイナミックドライバーの違いは大雑把に説明すると
バランスドアーマチュアは音はきれいですが、鳴る音の幅が狭い印象。
ダイナミックドライバーは鳴る音の幅は広いですが、音が多少荒い印象。
という違いです。
今回はグレーモデルのダイナミックドライバーモデルを購入しました。
MIFO O5の外観等について
購入時の外観、付属品について
MIFO O5の箱のデザインはグレー色を基調としています。
大きさは大きめです。
シルエットとしては正方形です。


本体
イヤーピース1種類×7サイズ
充電用ケーブル1本
ケース
説明書
MIFO O5のイヤーピースの種類は1種類ですが、サイズが7サイズもあるので、ベストなハマるサイズが見つけられるはずです。
また、とても小さなサイズのイヤーピースもあるので女性やお子様向けにもぴったりです。



筐体の外観について
MIFO O5の筐体はフェイスプレートが金属製、シェル、ノズル部分がプラスチック製です。

筐体のつくりはとても丁寧です。


筐体の大きさは小さめです。
軽く、IP67という防水・防塵性能の高さから、持ち運びにもぴったりです!
また、充電ケースサイズは76×45×30(㎜)と小さいです。
女性でもすっぽりと収まるサイズ感です。
ケースが金属製で、かつケースのバッテリー容量が多いため多少重いです。
しかし、その分15回もケースのみで充電できる大容量のバッテリーとなっています!
ケース側の端子はマグネットになっており、イヤホンを近づけると磁力で吸い付きます。
そのため、充電時や持ち運び時も取り外しやすいです。
ケースでの充電中は側面のLEDが点灯します。
ノズルは短めです。
MIFO O5のステムには引っ掛かりが有ります。 そのため、イヤーピース紛失の心配はなく外でも安心して利用できます。






MIFO O5のペアリングについて
①充電ケースから取り出すと、自動的に電源オンになります。
②電源がオンになると、左右イヤホンが自動的にペアリング開始、ペアリング完成後、音が鳴ります。
③スマートフォンのBluetooth接続画面を立ち上げ、接続先リストより“mifo_O5”を選択してください。
【自動ペアリング(接続記憶機能)】
一度接続してからは充電ケースから取り出すたびに、自動的にペアリングします。
自動ペアリングはとても認識が早いです。
これは非常に便利です!
MIFO O5の操作について
【電源オン/オフ】
自動電源オン:充電ケースから取り出すだけで、自動的に電源オンになります。
自動電源オフ:①イヤホンを充電ケースに入れるだけで、自動的に電源オフになります。
②10秒以上長押しでも電源を切れます。
【簡単な操作方法】
MIFO O5には物理キーがあります。
そのため、反応が悪かったりせずに感覚的に操作しやすいです。
電源を入れる・・・物理ボタン右側を長押し
ボリューム上げる/下げる・・・上げる場合はRの左側のボタン、下げる場合はLの左側のボタンをタッチ
音楽再生/停止・・・イヤホン(LまたはR)の電源ボタンを1回押す
1曲送り ・・・イヤホン(R)のボリュームボタンを2秒以上長押し
1曲戻し ・・・イヤホン(L)のボリュームボタンを2秒以上長押し
【片耳使用方法】
イヤホン(LまたはR):3秒以上電源ボタンを長押しで片耳モードです。
【外音取り込み機能】
このMIFO O5には面白い機能がついていて、周りの音が聞こえる機能がついています。
この機能は便利で、外で音楽に集中しているときは周りの音が聞こえなくて危険な時もあると思います。
ただ、この機能をオンにすると周りの音が聞こえるので後ろから車が来ているな、等の音が分かり非常に便利でした。
しかし、この機能はプラスのみではなかったです。
風の音がかなり入ってきます。
そのため、風の強い日は逆に外の音が聞こえないというデメリットがありました。
風の強くない日に外で使う場合には便利で効果的です!
MIFO O5の装着感や音質、電池の持ち等について

<レビューの前提として>
〈高音、中音、低音について〉
高音はシンバル
中音はボーカルやバイオリン・ピアノ
低音はドラム
をイメージしています。
<装着感と音質>
〈装着感〉
ノズルが細めで、イヤーピースのサイズをうまく見つければかなり装着感が高く、走っても落ちないレベルまで密着します。
本体の重さも軽めで、ちょうど良い大きさなので装着感は良いです。
〈全体的な出音〉
MIFO O5の音の感想としては中低音重視な出音の寒色イヤホンです。
出音のバランスは中低音がしっかりと出ています。
ただ、高音は出ていないのではなくしっかりと出ていますが、中低音よりも控えめなイメージです。
出音の強さのイメージとしては低音=中音≧高音のイメージです。
音場は全体的に狭めですが、その分中低音の印象が強くなりちょうど良いです。
音の傾向としては寒色です。
〈高音〉
音のバランスとしては最も量は少ないです。
ただ、曲によっては中低音と同じ程度に高音の量は出ています。
高音はしっかりと聞こえます。
多少量のわりには高音が荒い印象を受けます。
音の距離としては近めです。
〈中音〉
かなりはっきりと聞こえる音域です。
曲によっては最も出ているように聞こえ、量はしっかりと十分に出ています。
距離が近めで量もあるのでボーカルが聞き取りやすいです。
サ行の刺さりは感じません。
距離は近めです。
〈低音〉
かなりはっきりと聞こえる音域です。
量があり低音はしっかりと存在感があります。
深い低音も量は少ないですが出ています。
低音は量も多く騒音化でも十分な量があります。
外利用でもかなり存在感があるので、低音好きな人でも満足できます。
音の距離は近めです。
〈解像度〉
解像度はTWSということを考えても並み程度だと思います。
Q65、Q70よりも多少こもって聞こえます。
ただ、外使いがメインと考えるとそこまで問題になるものではないと思います。
〈分離感〉
分離感は普通程度です。
左右への分離や楽器が増えるとごちゃっと聞こえる部分があります。
〈音場〉
音場は全体的に狭いです。
ただ、狭いのですが、各音の出音がしっかりとしているのできれいに聞こえます。
<音以外の評価として>
〈遮音性(音漏れ)について〉
MIFO O5はDD搭載の機種で側面下部に1つ、空気穴があります。

しかし、ほぼ音漏れがありません。
これは持ち運びを前提で考えるTWSだと非常にメリットです!
ただ、遮音性はは並程度です。
よって、通勤・通学用のイヤホンとしても使用をお勧めできそうです。
〈電池の持ちについて〉
実際に使用したところ、満充電状態から切れるまでは約6時間半でした。
かなり電池は持つ方だと思います。
〈音切れ等について〉
電車内や駅構内での利用について多少音が切れる、音が遅延することがありました。
通勤・通学時でも十分に利用できそうです。
MIFO O5のまとめ
MIFO O5の特徴
MIFO O5の評価
個人的な価格比のおすすめ度です
音質 | ![]() |
---|---|
操作性 | ![]() |
再生時間 | ![]() |
防水防滴・フィット感 | ![]() |
総合評価 | ![]() |
MIFO O5は中低音重視な出音の寒色イヤホンです。
特徴はAAC対応、周囲の音が確認できる機能、再生時間約7時間というロングバッテリー、高級感ある筐体とケース、ケースの充電回数の多さという外使いがメインとなるTWSイヤホンの欲しい機能全部盛りなイヤホンです!
MIFO O5で最も特徴的なのはケースにしまった時のバッテリー充電機能の回数の多さです。
また、外の音が聞こえる機能は外で使うTWSイヤホンとしては必須な機能で非常に便利です。
ケースや筐体は金属仕様なので高級感もあります。
音は中低音重視ですが、近めでノリ良く聞くことが出来るため、外出先でも楽しく音楽を楽しめると思います!
中低音が距離や量的に最も良く聞こえるため、ボーカル好きな方やEDM好きな方におすすめです。
ではでは次回のレビューにて