今回はNT01 AX-BGのレビューをしたいと思います。
今回レビューするのはNUARL社の製品です。
今回もTWSイヤホンを調べているとこのNUARL NT01 AX-BGがおすすめだとされていたので購入してみました。
TWSイヤホンの売れ筋を調べていく中でNUARL社の名前が良く出てきました。
私は有線のイヤホンを聴くのが趣味だったのでイヤホンブランドは大体知っていると思っていましたが、NUARL社は初めて知りました。
NUARL社はこのNT01 AX-BG以外にもたくさんのTWSイヤホンやBluetoothイヤホン、有線のイヤホンも作っているメーカーでかなりの種類のイヤホンを作っているメーカーでした。
そのため、かなり期待が出来そうだということで今回購入に踏み切りました。
NT01 AX-BGの特徴としては連続再生10時間の長時間再生、IPX4の高い耐水性、紛失時等のサポートの高さがあります。
さらに、ダイナミックドライバー型のイヤホンでグラフェンドライバーを使用しているのも特徴です。
私のブログでレビューしたTFZ KINGがこのグラフェンドライバーを使用しており、非常に好みな音でした。
今回のNT01 AX-BGはどのような音作りがされているのでしょうか。
読者様の購入の参考になれば幸いです。
NT01 AX-BGの仕様について
外形寸法(イヤホン片側) | W26.0xH25.2xD28.2mm(突起部除く) |
充電用ケース寸法 | W59.1xH42.0xD34.2mm |
質量 | 約5g(イヤホン本体片側)/ 約35g(充電ケース) |
ドライバー | φ6mm“グラフェン”ダイナミック型(HDSS採用) |
再生周波数帯域 | 20~20,000Hz |
マイク | 全指向性 / cVcノイズキャンセリング搭載 |
通信方式 | Bluetooth Ver.,5.0 / Class 2 /マルチペアリング(3)対応 |
対応コーデック | Qualcomm® aptX™ audio、AAC、SBC |
電源(イヤホン片側 / ケース) | リチウムポリマー充電池内蔵(60mA / 500mA) |
連続再生(SBC,AAC) | 約10時間(充電用ケースとの組み合わせで約35時間) |
連続再生(aptX) | 約7時間(充電用ケースとの組み合わせで約24時間) |
連続通話時間(最大) | 約15時間 |
充電時間(最大) | 約1.5時間(イヤホン本体)/約2時間(充電ケース) |
耐水性 | IPX4相当 |
使用温度範囲 | 5~50℃(結露なきこと) |
保証期間 | 1年間(片側紛失有償サポート付き) |
今回私はブラックゴールドカラーのモデル(NT01 AX-BG)をAmazonから購入しました。
価格は12200円です。
やはり、10時間の動作時間と、aptXに対応しているところ、そして、 IPX4に対応しているところは素晴らしいですね。
また、個人的には保証として片側紛失サポートがある点が大事です。
TWSは外れにくいといっても朝晩の満員電車は私も多少気を使っています。
片側をなくした場合に全く使えなくなるのではなく、こうしたサポートで使用できるようになるのは嬉しいです!
NT01 AX-BGはしっかりとaptXで接続されています。
NT01 AX-BGの外観等について
購入時の外観、付属品について
イヤホン本体
充電用ハードケース
ポーチ
充電用USBケーブル
イヤーピース(Fitting Type)L/M/S
SpinFit(CP350)L/M/S
イヤーループ:L/S
ユーザーズガイド(日本語、英語、中国語)
保証書
付属品はたくさん入っています。
NT01 AX-BGのイヤーピースは2種類3サイズもありピッタリなサイズ、かつフィット感の好みの物を選べます。
ケースはプラスチック製ですが、かなりしっかりとした作りです。
プラスチック製なため約36gと非常に軽く、持ち運びやすいです。
また、横型で、光沢感のある仕様となっており多少滑りやすいですが、高級感があります。
さらに、ケースの側面に電池残量の表示があります。充電のタイミングがとても分かりやすいですね。
イヤホンをしまう時のLRもしっかりと記載されており分かりやすいです。
NT01 AXの外観について
NT01 AX-BGはフェイスプレート、シェル、ノズル部分すべてがプラスチック製です。
プラスチックですが、光沢感があり筐体に高級感があります。筐体のつくりは素晴らしいです。
筐体の大きさは普通です。
ノズルに引っ掛かりがあるのでイヤーピースの紛失の心配はありません。
筐体の重さは5gです。
フィット感が良くて使用時に重みで落ちてくるということはないです
ATH-CKS5TW、NT01 AX-BG、TE-D01dとTE-D01gとのサイズ感は写真のような感じです。
NT01 AX-BGのペアリング方法、操作性、操作方法について
ペアリング方法
ペアリング方法は充電機能付きケースからイヤホン本体を取り外すとペアリングモードになります。
もしくは、左右どちらかのイヤホンのボタンを2回早押しでペアリングモードに切り替わります。
操作性
NT01 AX-BGの主な操作はシェル側面部分にあるボタンのタッチです。
ボタンの操作なので間違えて触れてしまっても誤操作などが無いです。
ボタンは柔らかめで押しやすいです。
また、側面にあるので耳穴が圧迫されないため非常に操作しやすいです!
主な操作方法
【電源オン/オフ】
電源オン:充電ケースから取り出すだけで、自動的に電源オンになります。
電源オフ: イヤホンを充電ケースに入れるだけで、自動的に電源オフになります。
【主な操作方法】
音楽再生/停止・・・イヤホン(L)のボタンを1回押す
1曲送り ・・・イヤホン(L)のボタンを2回押す
音量を上げる・・・イヤホン(R)のボタンを2回押す
音量を下げる・・・イヤホン(R)のボタンを1回押す
【電話に出る】
受話中にイヤホン(L)を1度押す。
ボタンの操作はかなり操作しやすく、ゆっくりでも早くでもしっかりと認識します。
ボタンの反応の精度の良さは今まで紹介してきた中国メーカー製イヤホンよりはるかに高いと感じました。
NT01 AX-BGの音質等について
レビューの前提として
〈エージングについて〉
私は実体験からエージングは必要があると思っています。
〈エージング方法について〉
私のエージング方法は適度な音量で100時間超エージング用音源(オーディオ機器エージング用WAVファイル集の詳細情報 : Vector ソフトを探す!)でエージングし、次に100時間音楽ランダム再生の計200時間超を目安としています。
〈高音、中音、低音について〉
高音はシンバル
中音はボーカルやバイオリン・ピアノ
低音はドラム
をイメージしています。
〈イヤーピースについて〉
付属の物は使わないです。
私の良く使うイヤーピースは、OSTRY、スピンフィット、スパイラルドット、コンプライ、SednaEarfitです。
NT01 AX-BGでは主にスピンフィット、SednaEarfitを試しました。
NT01 AX-BGの音質
〈全体的な出音のバランス〉
NT01 AX-BGの感想としては高低音、特に高音の印象が強めな派手めな音でTWSイヤホンとしては音場の広めな寒色傾向のイヤホンです。
出音のバランスは高低音、特に高音が強めで、中音は高低音よりも抑え気味という印象です。
グラフェンドライバーらしいかなり派手な高音が鳴ります。
出音の強さのイメージとしては高音≧低音≧中音のイメージです。
音の傾向としては寒色です。
〈高音〉
NT01 AX-BGの高音は最も量が多く印象が多い音域です。
レンジも広く量もありかなりきらびやかできれいな高音が聞こえます。
手持ちのTWSイヤホンではかなり上位に来る高音のキレイさです。
レンジは広いですがシンバルなどの刺さりがありません。
音の距離は普通です。
〈中音〉
NT01 AX-BGで最も量が少なく印象が少なく聞こえる音域です。
ただ、中音は出ていないわけではなく、高低音の量が多く中音は少し距離が遠めなので印象が少なく聞こえます。
距離が遠めなのでボーカルホンとは言えません。
距離は普通です。
〈低音〉
低音は高音と同程度に印象が強く量のある音域です。
低音は量もあり、質もあるため印象が強く低音の多い楽曲ではしっかりと低音を感じられます。
また、低音はレンジが広くしっかりと超低音も出ています。
距離は普通です。
〈解像度〉
全体的に解像度が高いです。
どの音域も解像度は高く、特に高音は量もあり目立つのですが破綻の少なくきれいに聞こえます。
〈分離感・音場〉
音場は広めで全体的に音が遠くで鳴っている印象を受けます。
分離感も良く、左右に振られるような曲でもしっかりと音を追うことができます。
音以外の評価として
〈片側紛失補償について〉
NT01AX-BGのおすすめできることは何といってもこのサポートです。
購入から1年以内であれば、片側紛失時でももう片側のイヤホンが残っていれば新品と有償で交換できる紛失サポートが付いています。
TWSイヤホンは有線のイヤホンとは異なりどうしても落下による紛失のリスクが大きいです。
しかも、紛失を免れたとしても硬いコンクリートなどに落としたらおそらくほぼほぼ故障してしまうのではないでしょうか。
そのような際にも片方のイヤホンが無事ならば新品と交換が出来るサポートはTWSイヤホンを利用するうえで非常に安心できるサポートです。
〈音漏れ・遮音性について〉
NT01AX-BGはDD搭載の機種なので、空気穴があり音漏れがあります。
しかし、音漏れの量は非常に小さいです。
遮音性も高めです。
そのため、通勤・通学のイヤホンにおすすめです!
〈電池の持ちについて〉
実際にNT01AX-BGを使用したところ、満充電状態から切れるまでは約7時間(aptX)でした。
電池の持ちは素晴らしいです!
ケースで約4回充電できるので30時間なので2週間くらいは充電せずに利用できるのではないでしょうか。
この電池の持ちはNT01AX-BGの特徴ですね!
〈接続性ついて〉
Bluetooth5.0で接続が出来ており、電車内や駅構内での利用については問題がありませんでした。
通勤・通学時でも十分に利用できそうです。
NT01 AX-BGのまとめ
NT01 AX-BGの特徴
NT01 AX-BGの評価
個人的な価格比のおすすめ度です
音質 | 4.5 |
操作性 | |
再生時間(7時間) | |
防水防滴(IPX4)・フィット感等 | |
総合評価 | |
NT01AX-BGの感想としては 高低音、特に高音の印象が強めな派手めな音でTWSイヤホンとしては音場の広めな寒色傾向のイヤホン です。
特に高音の質が良く、超高音もしっかり再現できるので高音が好きな人におすすめできます。
また、小さくて軽く音漏れも大変少ないため通勤通学用のイヤホンとしてかなりおすすめできるイヤホンです。
さらに、IPX4と持ち運びには十分な防水防滴性能を備えておりTWSとして持ち運びにもピッタリなイヤホンです。
持ち運びやすさを重視したいTWSイヤホンとしては最適なイヤホンでした。
NUARL社の次のイヤホンも購入したいと思いました。
では次のレビューにて。