今回はTE-D01gのレビューをしたいと思います。
今回レビューするのはAVIOT社の製品です。
AVIOT社は以前からフルワイヤレスのイヤホンを作るメーカーのイメージでした。
ポタフェスなどでもスルーしていましたが、今後のポタフェスなどのイベントでは立ち寄ってみたいと思います。
このTE-D01gも最近TWSイヤホンにはまって以来色々とTWSイヤホンを調べているところTE-D01gが人気だということで試してみたくなり今回購入してみました。
そして、今回私のレビューするTE-D01gの特徴は豊富なカラーバリエーションがあることです。
店舗限定カラーなどもありカラーバリエーションが豊富で女性向けの色が多いのは他社にはない特徴だと思います。
また、Bluetooth5.0対応やaptX対応、IP7対応、10時間連続再生ということで音質や接続性、防水機能、電池の持ちの方にもかなり期待が持てます。
今回のTE-D01gはどのような音作りがされているのでしょうか。
読者様の購入の参考になれば幸いです。
TE-D01gの仕様について
商品名 | フルワイヤレスイヤホン シルバー TE-D01g [ワイヤレス(左右分離) /防水 /Bluetooth] |
ドライバー | φ6mm |
出力音圧レベル | 91dB±3db |
インピーダンス | 16Ω |
●マイクロホン部 | |
通話用内蔵マイク | cVc8.0ノイズキャンセリング |
●通信仕様 | |
Bluetooth version | 5.0 |
対応Bluetoothブロファイル | A2DP、AVRCP、HFP、HSP |
対応コーデック | Qualcomm® aptX™ audio、AAC、SBC |
●その他 | |
充電時間* | 約2時間 |
使用可能時間:連続通信(音楽再生時)* | 最大約10時間(ヘッドホン) |
最大約50時間(充電ケース併用時) | |
質量 | ヘッドホン:約8g(L側),約8g(R側) |
充電ケース:約60g | |
防水防滴仕様 | IPX7 |
メーカー保証年数 | 1年 |
カラー | ブラック、アイボリー、ネイビー、パールホワイト、シルバー(ビックカメラ限定) |
今回私はビックカメラ限定のシルバーカラーのモデル(TE-D01g)をビックカメラで購入しました。
AVIOT社のイヤホンはカラーバリエーションが豊富なところが良いですね。
価格は9500円です。
10時間の動作時間と、aptXに対応しているところ、そして、 高い防水性能のIPX7に対応しているところは素晴らしいですね。
しっかりとaptXで接続されています。
TE-D01gの外観等について
購入時の外観、付属品について
イヤホン本体
充電機能付きケース
USB Type-Cケーブル
標準イヤピース 各サイズ1色1ペア S/M/L、ウレタンフォーム 各サイズ2色1ペア S/M
ユーザーマニュアル
製品保証登録カード
付属品はなかなかたくさん入っています。
イヤーピースは2種類で、3サイズありピッタリなサイズ、フィット感の物を選べます。
TE-D01gのケースはプラスチック製ですが、かなりしっかりとした作りです。
プラスチック製なため約40gと非常に軽く、持ち運びやすいです。
また、立方体型で小さいです。
イヤホンをしまう時のLRもしっかりと記載されており分かりやすいです。
TE-D01gの外観について
TE-D01gの筐体はフェイスプレートの1部分が金属製、シェル、ノズル部分がプラスチック製です。
さすが大手メーカーだけあって筐体のつくりは素晴らしいです。
筐体の大きさは小さめです。
ノズルに引っ掛かりがあるのでイヤーピースの紛失の心配はありません。
筐体の重さは4.5gです。
フィット感が良くて使用時に重みで落ちてくるということはないです
ATH-CKS5TW、NT01AX、TE-D01dとTE-D01gとのサイズ感は写真のような感じです。
TE-D01gのペアリング方法、操作性、操作方法について
ペアリング方法
ペアリング方法は充電機能付きケースからイヤホン本体を取り外し、イヤホン左のボタンを2回押すとペアリングモードになります。
操作性
TE-D01gの主な操作はフェイスプレート部分にあるボタンのタッチです。
ボタンの操作なので間違えて触れてしまう誤操作などが無いです。
ボタンは柔らかめで押しやすいです。
ただ、指で押さえないと耳穴に向かって押し込むので多少ずれが生じることがあります。
主な操作方法
【電源オン/オフ】
電源オン:充電ケースから取り出すだけで、自動的に電源オンになります。もしくは各イヤホンのボタンを1回押す
電源オフ: イヤホンを充電ケースに入れるだけで、自動的に電源オフになります。
【主な操作方法】
音楽再生/停止・・・イヤホン(R)のボタンを1回押す
1曲送り ・・・イヤホン(R)のボタンを2回押す
1曲戻し ・・・イヤホン(R)のボタンを3回押す
音量を上げる・・・イヤホン(L)のボタンを1回押す
音量を下げる・・・イヤホン(L)のボタンを2回押す
【電話に出る】
受話中にイヤホン(R)を1度押す。
ボタンの操作はかなり操作しやすく、ゆっくりでも早くでもしっかりと認識します。
ボタンの反応の精度の良さは今まで紹介してきた中国メーカー製イヤホンよりはるかに高いと感じました。
TE-D01gの音質等について
レビューの前提として
〈エージングについて〉
私は実体験からエージングは必要があると思っています。
〈エージング方法について〉
私のエージング方法は適度な音量で100時間超エージング用音源(オーディオ機器エージング用WAVファイル集の詳細情報 : Vector ソフトを探す!)でエージングし、次に100時間音楽ランダム再生の計200時間超を目安としています。
〈高音、中音、低音について〉
高音はシンバル
中音はボーカルやバイオリン・ピアノ
低音はドラム
をイメージしています。
〈イヤーピースについて〉
付属の物は使わないです。
私の良く使うイヤーピースは、OSTRY、スピンフィット、スパイラルドット、コンプライ、SednaEarfitです。
TE-D01gでは主にスピンフィット、SednaEarfitを試しました。
TE-D01gの音質
〈全体的な出音のバランス〉
TE-D01gの感想としてはフラット傾向の音ですが、中低音の距離が近めでボーカル好き向きな高い解像度の寒色傾向のイヤホンです。
出音のバランスは量の多さはそこまで各音域に差のないフラット傾向ですが、高音に比べると多少中低音の距離が近く印象的に聞こえます。
各音域の解像度が高くとても聞きやすくきれいな音が鳴っています。
出音の強さのイメージとしては中音=低音≧高音のイメージです。
音の傾向としては寒色です。
〈高音〉
TE-D01gは各音域の量に差はなく高音もしっかりと量があります。
高音は解像度が高くしっかりときれいに聞こえてきます。
レンジも広めで超高音が綺麗に聞こえます。
シンバルなどの刺さりはありません。
音の距離は普通です。
〈中音〉
TE-D01gは各音域の量に差はなく中音もしっかりと量があります。
中音は量があり距離が近めなので中音の印象が強いです。
TE-D01gの中音は解像度も高めでボーカル好きな人にお勧めできるイヤホンです。
距離は近め~普通です。
〈低音〉
TE-D01gは各音域の量に差はなく低音もしっかりと量があります。
低音はレンジが広くしっかりと超低音も出ています。
多少高音に比べて距離が近く低音の印象は強いです。
距離は近め~普通です。
〈解像度〉
全体的に解像度は高いです。
綺麗にはっきりと各音域が聞こえます。
特に中高音がきれいです。
〈分離感・音場〉
音場は普通程度で中低音が近めですが、分離感は良いです。
そのため、ごちゃっと聞こえるのではなく各音域をはっきりと聞き取ることができます。
中低音が近めなのでボーカル好きな方におすすめです。
音以外の評価として
〈音漏れ・遮音性について〉
TE-D01gはDD搭載の機種ですが、空気穴がなく音漏れは少ないです。
下の写真の穴は空気穴ではありません。
また、遮音性がかなり高く電車などの騒音化でも音楽を楽しめます。
そのため、通勤・通学のイヤホンにおすすめです!
〈電池の持ちについて〉
実際にTE-D01g使用したところ、満充電状態から切れるまでは約8時間(aptX時)でした。
電池の持ちは素晴らしいです!
ケースで約5回充電できるので40時間超なので2週間くらいは充電せずに利用できるのではないでしょうか。
aptX以外であればお疲れ様です約50時間ととても長く充電せずにすみます!
この電池の持ちは TE-D01gの特徴ですね!
〈接続性ついて〉
Bluetooth5.0、aptXで接続が出来ており、電車内や駅構内での利用については問題がありませんでした。
通勤・通学時でも十分に利用できそうです。
TE-D01gのまとめ
TE-D01gの特徴
TE-D01gの評価として
個人的な価格比のおすすめ度です
音質 | 4.5 |
操作性 | |
再生時間(10時間連続再生) | |
防水防滴(IPX7)・フィット感等 | |
総合評価 | |
TE-D01gの感想としては フラット傾向の音ですが、中低音の距離が近めでボーカル好き向きな高い解像度の寒色傾向のイヤホン です。
解像度が高くどの音域もはっきりと聞こえ、特に中音が距離も近くボーカル好きな人におすすめできます。
また、10時間連続再生が可能な点、操作感のしやすさ、aptX対応やIPX7対応、音漏れも大変少なく遮音性も高いとてもおすすめ出来るイヤホンです。
音質、機能ともに褒められない点が正直に無いほどに素晴らしいイヤホンです。
価格もU10000円と手に入れやすい価格設定で良いですね。
AVIOT社の次のイヤホンも購入したいと思いました。
では次のレビューにて。