4BA+1DD

KZ社のおすすめイヤホンのニューモデル 高解像度でフラット系な音の4BA+1DDイヤホン 「ZS10 PRO」レビュー 【イヤホンレビュー】

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今回はZS10 PROのレビューをしたいと思います。

このZS10 PROの前モデルであるZS10はKZ社初の5ドライバーモデルでたくさんのドライバーが積んでるいわゆる多ドラのイヤホンでした。

しかも、低価格で5ドライバーを積んでいたイヤホンであったこと、また音も良かったことからハイコスパでとても好評なモデルでした。

もっとも、今回の ZS10 PRO はそのハイコスパと言われていたZS10を超えるコスパだと感じています!

ZS10でさえ凄いと思ったのですが、そのZS10をさらに改良してZS10 PROに生まれ変わりました。

さすがKZ社という音で驚きました。

また、音のみの改良ではなくイヤホンサイズを小さくし装着感の向上が図られたり、フェイスプレートを金属製へと変え高級感の向上も図られており様々な点で改良がされています。

また、同時期に他社ではありますが、CCA社も同じドライバー構成の4BA+1DDイヤホンであるCCA-C10を発売しました。

ZS10から様々な改良がくわえられたZS10 PROはどのような音なのでしょうか。

読者様の購入の参考になれば幸いです。

ZS10 PROの仕様

モデル名 KZ ZS10 PRO
ドライバー構成 1ダイナミック&4バランスド・アーマチュア
インピーダンス 32Ω
音圧感度 104dB
応答周波数 7Hz-40000Hz
マイクの有無選択可
カラー ブラック/ブルー/パープル
プラグ 2pin (0.75mm)
リケーブル可能

〈購入先・販売元〉
私は今回 ZS10 PROブラックモデルをAmazonで購入しました。

値段は5200円でした。

販売店はAmazon、Aliexpress、DROP等が大手だと思います。

保証は一年です。

ZS10 PROプラグタイプはQDCタイプの2pinなので、リケーブルをする場合は注意が必要です!

ZS10 PROは4BA+1DDという多ドライバー構成が特徴です。

そして、片耳に対して5ドライバー搭載なのに5000円というコストパフォーマンスは素晴らしいですね!

KZ ZS10 PROの外観等について

購入時の外観、付属品について


ZS10 PRO箱のデザインは白色を基調としています。

大きさは小さめです。

シルエットとしては長方形です。

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パッケージ付属品

イヤホン本体

イヤーピース1種類×3サイズ

ケーブル1本

保証書

説明書


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いつものKZの内容です。

イヤーピースは3サイズあるのですが、質はいまいちなのでイヤーピースは交換する方がおススメです。

イヤホンの外観について

ZS10 PROはフェイスプレート、ノズル部分が金属製、シェルがプラスチック製です。

イヤホンのつくりはとても丁寧です。

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シェルのつくりは良いのですが、フェイスプレートに無数の擦り傷があります!これは個体差かもしれませんが非常に残念です…

ZS10 PROの大きさはドライバー数に比べると小さいです。

ZS10 PROのステムには引っ掛かりが有ります

そのため、イヤーピースの落下を気にせずに使用でき外での使用はおススメ出来ます。

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AS10とのサイズの比較

ZS10 PROとAS10とを比較しましたが、やはりかなりイヤホン本体が小さくなっています。

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ZS10 PROの音質について

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レビューの前提として

〈エージングについて〉
私は実体験からイヤホンにエージングは必要があると思っています。

〈エージング方法について〉
私のエージング方法は通常の音量で100時間超エージング用音源(オーディオ機器エージング用WAVファイル集の詳細情報 : Vector ソフトを探す!)でエージングし、次に100時間音楽ランダム再生の計200時間超を目安としています。

〈再生機器について〉

今回はWM1A、アンバランス出力、ハイゲイン出力です。

〈高音、中音、低音について〉
高音はシンバル

中音はボーカルやバイオリン・ピアノ

低音はドラム

をイメージしています。

〈イヤーピースについて〉
基本的に付属の物は使わないです。

私の良く使うイヤーピースは、OSTRY、スピンフィット、スパイラルドット、コンプライ、SednaEarfitです。

ZS10 PROでは主にスピンフィット、スパイラルドット、SednaEarfitを試しました。

ZS10 PROの音質

〈全体的な出音〉
ZS10 PRO高解像度なメリハリのある出音のフラット傾向な寒色のイヤホンです。

フラット傾向と書いたのはどの音域も全体的に明るくはっきりと聞こえるためです。

もっとも、多少中音が少し印象強く聞こえてきます。

出音の強さのイメージとしては中音≧低音=高音のイメージです。

音の傾向としては寒色傾向です。

くっきりはっきりと元気な明るいKZらしい出音です。

〈高音〉
全音域がかなりはっきりと聞こえます。

出ている音のレンジが広いのでシンバルなどの高音がとても綺麗に聞こえます。

レンジは広いのですが、刺さるギリギリをうまくチューニングされているため、シンバルなどの刺さりはありません。

音の距離としては普通から遠目です。

〈中音〉
ZS10 PROで最も聞こえる音域です。

ただ、他の音域もしっかりと出ているのでそこまでの差はありません。

中音は解像度も高く量もあるのではっきりと聞こえていますが、多少クールな印象でモニター系という印象を受けました。

中音は適度な距離なのでボーカルホンとは言えません。

サ行の刺さりは感じません。

距離は普通程度です。

〈低音〉
全音域がかなりはっきりと聞こえます。

量もあり、レンジも広いため深い低音もしっかりと出ています。

ただ、少し量は多いのですが低音はボヤけている印象です。

音の距離は普通です。

〈解像度〉
ZS10 PROの特徴として解像度の高さがあります。

中高音は特にくっきりはっきりと明瞭に聞こえます。

そのため、解像度はかなり高い印象です

〈分離感〉
分離感は普通程度です。

高解像度で音場が広めなのですが、少し左右に振られたときや音数の多い曲の時にボヤっとする印象がありました。

〈音場〉
音場は普通です。

ただ、高音は遠目です。

〈音量のとりやすさ〉
音量はとりやすいです。

ハイゲイン20前後で聞いています。

音質以外の評価

〈遮音性(音漏れ)について〉
ZS10 PROはDD搭載の機種で表側に3つ、裏側に2つ空気穴があります。

そのため、音漏れがあります

また、音漏れの量も多く通勤・通学用のイヤホンとして使用をお勧めできません。

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〈純正ケーブルについて〉
ZS10 PROのケーブルは最近のKZのケーブルと同じ細めのケーブルです。

ただ、多少癖が強めで柔らかさも普通程度です。

柔らかさのわりにタッチノイズはあります。

持ち運びやすいケーブルとは言えなさそうです。

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ZS10 PROのまとめとして

ZS10 PROの特徴

高解像度、フラット系の元気な音

5ドライバーイヤホンで5000円という価格の安さ

イヤホン本体の小型化

装着感の向上

フェイスプレートの傷の多さ

付属のケーブル、イヤーピースの質が悪いのでリケーブル、他のイヤーピースとの交換を推奨

ZS10 PROの評価

個人的な価格比のおすすめ度です

高音
中音
低音
分離感、音場等
総合評価

ZS10 PRO高解像度なメリハリのある出音のフラット傾向な寒色のイヤホンです。

解像度が高く全音域がはっきりと聞こえるのでこの価格では大変ハイレベルです

ただ、多少モニターライクなクールすぎる出音といえるのでさっぱりとしすぎる印象を受ける曲もあります。

しかし、特定の音域を強調しないのでさらっと聞きやすいです。

また、筐体の大きさがだいぶ小さくなり、個人的には装着感がかなり良いのもおススメできるところです。

ZS10 PROは今までのKZの多ドライヤホンらしくない聞きやすいイヤホンに仕上がっている印象を受けました。

価格を踏まえてもかなりおススメできるイヤホンです!

ではでは次回のレビューにて~

POSTED COMMENT

  1. ゴッチェ より:

    こんにちは。いつも楽しく拝見しています。ちょっと教えていただきたいのですが、今回紹介されているZS10proなどKZ社のイヤホンのイヤーピースですが径はいくつを選ばれていますか?スピンフィット、コンプライで具体的な型番を教えていただけると助かります。先日AS16を入手したのですがイヤーピースがどうにも合わず現在フィットイヤーのダブルフランジを使用しています。ただ、若干ピース川の穴が大きいのか時々耳の中にイヤーピースが残ることがありまして。。。お手すきの時で結構ですので教えてください。よろしくお願いいたします。

  2. lzaakki より:

    ゴッチェ様
    コメントどうもありがとうございます!
    スピンフィットは本記事の際CP145、240で試しました。
    ただ、他にCP100も持っているのですが、スピンフィットは柔らかい素材のためこちらも無理をすればハマります。ただ、音が変わるかもしれませんのでお勧めはできません。
    コンプライはTsタイプの500ですが、こちらはそのままではまりません。おそらく、中のプラスチックの棒を抜けばZS10Proでも使えると思いますが、試しておりませんのでご了承ください。
    あと、記事に記載はしませんでしたがAZLA SednaEarfitはZS10Proにばっちりはまり、かつノズル部分が固めで外れずらいです。
    そのため、ゴッチェ様のお悩みのイヤピが耳に残るというのはAZLA SednaEarfitではなくなるのではないかな、と思います。
    私はAS16を持っていないのですが、ご参考になれば幸いです。

  3. ゴッチェ より:

    早々のご返答ありがとうございます。スピンフィットは240がいけそうとのことでさっそく試してみたいと思います。AZLAはピンと来ないのですが機会があれば見てみます。
    先日eイヤホンに行ったときにいくつか試した中ではnobunaga LABのダブルフランジでいい感じでいけそうでした。けっこうイヤーピースは使用感に大きく影響するのでこういう情報をいただけると助かります。
    どうもありがとうございました。

  4. lzaakki より:

    ゴッチェ様
    機会があれば是非ともお試しください。
    イヤーピースは本当に大事ですよね。
    いえいえ、こちらこそコメントどうもありがとうございました。
    また何かありましたらどうぞよろしくお願いいたします。

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