Zishan

ボタン操作からタッチパネルへと進化したAK4497EQを搭載したコスパDAP 「Zishan T1 AK4497EQ ver 」レビュー【DAPレビュー】

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今回はZishan T1(4497ver)のレビューについて記事化をしたいと思います。

前回はZishan T1 4493verのレビューを上げました。

その際は上げてすぐに月間の人気ナンバー1の記事となりました。

Zishan T1は2つのヴァージョンがあり、AK4493 dualとAK4497というモデルがあります。

また、今後AK4490や4499が搭載されたモデルも控えているそうです。

私的には4499verがとても楽しみです!

今回はZishan T1 4497verの音質や4493との比較、そしてオペアンプ変更についての方法を記事化します。

読者様の購入の参考になれば幸いです。

この記事を始めて読む方のために仕様、外観なども4493verと同じものを掲載しておりますので、不要の方は目次で飛ばしてください。

Zishan T1(4497ver)の仕様について

仕様
Product Brand : DIY Zishan MP3 Music Player
Product Model : AK4497EQ
High Quality Audio : 16 bit 44KHz
Support Music Format : WMA MP3 Flac etc.
Display Size:2.2 inch capacitive touch screen
Max Support :256GB TF/Micro Card

今回私はHCK Earphones@hckexinさんから購入しました。

値段は119ドルです。

販売店はAmazon、Aliexpress、DROP等が大手だと思います。

保証は一年です。

Zishan T1の筐体はブラックモデルのみ1種類です。

今回はブラックモデルを購入しました。

また、SDカードの最大読み取り可能容量はAliexpressの商品説明では256GBまでとなっていますが、microSDXC 400GB SanDiskが読み取れています。

なので400GBまでは動作確認済みです!

また、USB3.0に変更されています。

現在私は携帯を含め、手持ちの大体の機種がUSB3.0なのでこの変更もありがたいです。

Zishan T1の外観等について

購入時の外観、付属品について

Zishan T1にはケースなどはありません。

Zishan T1本体がプチプチにくるまれて、ケーブルは単体ではいっています。

なかなかワイルドな仕様です。

本体に傷はなく、またケーブルの断線もありません。

パッケージ付属品について

USB3.0ケーブル

(HCKからの購入の場合は袋もついてきます )

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持ち運び用のケースなどはないので別途購入がおススメです。

筐体の外観について

Zishan T1の筐体は画面を除く全部が金属製です。

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筐体のつくりは並程度です。

Zishan DSDと同様に取り外しのできる上部と下部の金属板の側面のバリ?がとられておらず触るとざらざらします。

手をケガするような感じではないですが、この部分も綺麗にしていただけるともっと持った時の感覚が向上すると思います。

筐体の大きさはDAPにしてはかなり小さいです

筐体はかなり軽いです

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他のDAPとのサイズ感比較

Zishan T1はZISHAN DSDやWM1Aと比べてもこの通りです。

小さく、軽いため持ち運びが容易です!

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Zishan T1(4497ver)の音質について

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レビューの前提として

〈エージングについて〉
私は実体験からエージングは必要があると思っています。

〈エージング方法について〉
私のエージング方法は適度な音量で100時間超エージング用音源(オーディオ機器エージング用WAVファイル集の詳細情報 : Vector ソフトを探す!)でエージングし、次に100時間音楽ランダム再生の計200時間超を目安としています。

〈高音、中音、低音について〉
高音はシンバル

中音はボーカルやバイオリン・ピアノ

低音はドラム

をイメージしています。

〈イヤーピースについて〉
付属の物は使わないです。

私の良く使うイヤーピースは、OSTRY、スピンフィット、スパイラルドット、コンプライ、SednaEarfitです。

Zishan T1(4497ver)の音質レビュー

〈全体的な出音のバランス〉
Zishan T1(4497ver)は低音の印象が少し強めな弱ドンシャリ傾向の出音の寒色DAPです

バランスは低音が少し強め、次に高音という印象の弱ドンシャリです。

はっきりとした出音のイメージです。

出音の強さのイメージとしては低音≧高音≧中音のイメージです。

音の傾向としては寒色です。

〈高音〉
量はかなり多めです。

量が多くかなり印象的です。

しっかりと強めに音が出ています。

4493verと比べると多少量は減り、高音の響き、余韻などが少し向上している印象です。

〈中音〉
他の音域に比べると弱いですが、それでもはっきりと聞こえる音域です。

中音は十分強めではっきりと聞こえます。

〈低音〉
Zishan T1で最もはっきりと聞こえる音域です。

しっかりと低音が綺麗になっています。

4493との違いは量が4497の方が多少少ない印象です。

〈解像度〉
音はかなり量が多いですが、音の量の割に多少解像度は低いかな、という印象です。

ただ、価格を考えると相当ハイレベルな出音です。

〈分離感〉
分離感はそこまで良くはないです。

〈音量のとりやすさ〉
Zishan DSDと同様に音量はとりやすいです。

音量はボリュームが100段階になったので非常に使いやすいです。

4497verと4493verの違いは

個人的に大きく違うと感じるのは解像度と分離感です。

音の量に両者は大きな違いはありません。

また、音の傾向はほぼほぼ同じなので上の音質についてもあまり変えていません。

ただ、解像度と分離感は4497verの方が良いです。

4493verの方が高低音の量が多く明るい印象を受けました。

どちらを選ぶのかは解像度と分離感を選ぶのか、音の量が多いものを選ぶのかを好みで選ぶのが良いでしょう。

音以外の評価として

〈電池の持ちについて〉
約7時間持ちました。

DSDと同程度なので電池の持ちはなかなか良いと思います。

また、電池関連でZishan DSDよりも優れていると感じたところは高速充電に対応しているところです!

Zishan DSDは電池がなくなれば6時間ほど使えないのですが、このZishan T1は2時間ほどで充電が完了します!

高速充電対応は非常に便利で利点です!

〈操作性について〉
おそらく皆さんが気になっているところだと思います。

正直にあまり良いとは言えません。

タッチパネルの操作感が非常に悪いです。

また、少し触っただけですぐにこの画面になり操作不能になってしまいます。

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さらに、私の購入した機種では画面下1/3が最初効かなかったです。

ただ、ヴァージョンを上げて再起動をしたところ治りました。

そのため、購入後即ヴァージョンを上げることをおすすめします!

また、UIの完成度はまだまだ低いです。

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日本語対応となっていますが、写真のような感じで日本語になっていません。

ここは要改善です。

しかし、DSDに比べてプラスな面もあります!

個人的に音量の段階が0~100までになったところは素晴らしいと思います。

また、イコライザーのプリセットの種類が非常に多くなっています。

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Zishan T1ファームウェアアップデートの方法

詳細は以下の記事に記載しております。

FWの置いてある場所も記載しておりますので是非どうぞ~

やり方はSDカードの一番上にアップデートファームウェアのフォルダを置いてZishanを起動するだけです。

アップデートファームウェアのフォルダを置いてZishan T1を起動すると、Zishan T1の挙動は、

画面が白の早い点滅→ゆっくりな点滅→真っ白な画面→電源が落ちる

という少し怖い挙動になります。

しかし、これで再起動するとしっかりとアップグレードできています。

Zishan T1同士の見分け方について

それぞれは見た目の違いはありません。

そこで設定を開き一番下のverを見ると違いが分かります。

4497verとZishan DSDとの違い

曲選択時のフォルダの操作など直感的に操作できるようになった。

ボリューム、イコライザーの選択の幅が増えた

小型化

ホワイトノイズが無い

タッチパネルの感度、UIがまだまだいまいち

個人的にはボリュームが詳細になったので好きな大きさに変えられるのが嬉しいです。

また、DSDは電源が入るとそのまま音楽が流れ続け電池が無くなるまで再生を続けるという仕様でした。

しかし、T1は数分イヤホンをケーブルから抜いた状態でそのままにしておくと電源が切れるようになりました。

これで帰宅しようとしたときに電池がない!という状況が無くなりますね。

Zishan T1(4497ver)のまとめ

Zishan T1(4497ver)の特徴

  • 音がハッキリとしている
  • 明るめサウンドで音楽を楽しく聞ける
  • 音量の段階が増えてDSDよりも音量を詳細に変更可能
  • 約8000円とは思えない音の良さ
  • 高速充電に対応
  • つけっぱなしの場合自動で電源が落ちるようになった
  • 付属品の少なさ(個人的にケースは欲しい)
  • 操作感の悪さ

Zishan T1の評価

個人的な価格比のおすすめ度です

音質 4.5
携帯性 5.0
電池もち 3.5
操作性 2.0
総合評価 3.5

Zishan T1(4497ver)は低音の印象が少し強めな弱ドンシャリ傾向の出音の寒色DAPです。

弱ドンシャリ傾向でノリが良く音楽を楽しく聞けるプレイヤーです。

12000円のプレイヤーとは思えないほど良い音です。また、小さく軽量のプレイヤーで持ち運びにとてもおすすめできるDAPです!さらに、電池の持ちもこの価格にしてはだいぶ良いと思います。

4497verになって解像度、分離感が向上しました!

ただ、足を引っ張るのは操作性です。

この操作性がヴァージョンアップによって良くなれば本当に手放しでおススメできるプレイヤーなのですが…

しかし、Zishan T1(4497ver)は8000円の持ち運びメインDAPとしてならば音質は相当おすすめ出来ますよ!

次はオペアンプ載せ替え後について記事化したいと思います!

では次のレビューにて。

あsdf

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