以前TFZさんから1DDイヤホンのT2 GALAXY、KINGを購入しレビューしましたが、同じ1DDのYinyoo V2のエージング前のレビューをしたいと思います。
TFZ社から発売中の1DDイヤホンTFZ KINGのレビューは
です。
一般人ユーザーのレビューなので参考程度にしてください。
読者様の購入の参考になれば幸いです。
前提として
今回V2なのですが、V1を聞いたことが無いので全くの事前情報無しで聞いてみます。
今回のEasy Audio社のYinyoo V2のエージング前の印象は中高音重視の寒色イヤホンです。
私が今回購入したのは発売後の2019年の5月です。
1stロット発売から数か月経っているので、初期型ではないと思います。
外観等について
〈筐体について〉
筐体はフェイスプレート、シェル、音導管すべてが金属製です。
金属筐体で艶消し加工がされており高級感があります。
バリや継ぎ目の隙間等も無く大変丁寧に作られています。
筐体の外観はかなり全体的に綺麗な印象です。
筐体の大きさは小さめです。
1ドライバーなので全体的に小型なイヤホンです。
筐体は横幅は小さ目、縦にも小さめです。
筐体の厚さは厚めで、ノズルは普通です。
ノズルの太さは普通程度です。
そのため、耳が小さい人でも長時間使用が出来ると思います。
私は長時間使用が出来ます。
〈ステム部分について〉
Yinyoo V2は引っ掛かりが有ります。
そのため、外での使用もおススメ出来ます。
〈カラーバリエーション〉
グレーのみです。
今回はグレーモデルを購入しました。
〈購入先・販売元〉
私の購入先はAmazonです。
値段は6000円前後です。
販売店はNiceHCK、Wooeasy、Kinboofi等が大手だと思います。
保証は一年です。
〈外観等〉
箱のデザインは商品の写真があり白と水色を基調としています。
全体的に小さめです。
シルエットとしては長方形です。
〈イヤホンの仕様〉
1DDドライバーの1ドライバモデルです。
再生帯域15-35000Hz
プラグタイプはフラット2pinタイプの0.78mmの2pinモデルです。
〈パッケージ付属品〉
イヤーピース2種類×3サイズ(S、M、L)、キャリングケース、ケーブル2本です。
音質について
<レビューの前提として>
〈エージングについて〉
私は実体験からイヤホンにエージングは必要があると思っています。
そのため、レビューの前にエージングをすることにしています。
一応エージング前のレビューもあげていきますのでよろしくお願いします。
〈エージング方法について〉
私のエージング方法は100時間超エージング用音源(オーディオ機器エージング用WAVファイル集の詳細情報 : Vector ソフトを探す!)でエージングし、次に100時間音楽ランダム再生の計200時間超を目安としています。
〈再生機器について〉
その都度記載する予定ですが、基本的にはWM1Aです。
今回はWM1A、アンバランス出力、ハイゲイン出力です。
〈高音、中音、低音について〉
高音はシンバル
中音はボーカルやバイオリン・ピアノ
低音はドラム
をイメージしています。
〈イヤーピースについて〉
基本的に付属の物は使わないです。
私の良く使うイヤーピースは、OSTRY、スピンフィット、スパイラルドット、コンプライです。
Yinyoo V2では主にスピンフィット、スパイラルドットを試しました。
<開封直後>
〈全体的な出音〉
一聴目の感想としては中高音重視の寒色イヤホンです。
中高音が印象的に聞こえます。
低音は確かに出てはいるのですが、まだまだ軽い低音な印象で中高音のほうが強く印象に残ります。
出音の強さのイメージとしては中音=高音≧低音のイメージです。
音の傾向としては寒色です。
DDのイヤホンなのでエージングでの変化がどうなるか楽しみです。
〈高音〉
高音はかなり印象強く聞こえる音域です。
量の多さもあります。
ただ、シンバルなどは全く刺さりません。
音の距離としては遠目です。
〈中音〉
曲によっては中音域が最も出ていると感じます。
また、かなり近くでなっているので音の印象が強いです。
サ行の刺さりは感じません。
距離は近めです。
ただ、他の音域が多少被っているのでボーカル向きとは言えません。
〈低音〉
低音は量も深さもそこまであるようには感じません。
そのため、エージング前ですと低音好きの方にはお勧めできないです。
ここはエージングで改善できればと思いますね。
音の距離は普通から遠目です。
〈解像度〉
解像度はエージング前ですが、 普通程度です。
中音は近いので良く聞こえるのですが、そこまで高くはありません。
ただ、エージングで変化があると思います。
〈分離感〉
高低音は音場が遠いのですが、多少まだごちゃっとしているので分離感はそこまで高いとは感じません。
〈音場〉
音場は全体的には遠く感じるのですが、中音域だけかなり近めに聞こえます。
ただ、中音域に他の音域が多少被っているのでボーカルホンをお求めの方にエージング前ではお勧めできないです。
〈音量のとりやすさ〉
音量の取りやすさは取りやすいほうだと思います。
ハイゲイン25前後で聞いています。
エージング前のまとめとして
Yinyoo V2の向いている人
・キレのある音を聴きたい人。
Yinyoo V2の向いていない人
Yinyoo V2は中高音重視の寒色イヤホンです。
ちょっと厳しく書きましたが、正直特に悪いところがあるような感じはありません。
ただ、それがマイナスでもあって強烈な個性などが無いのかな?と感じました。
まだエージング前なのでエージングでの音の変化がどうなるかが楽しみです。
ではではエージング後のレビューにて