最近1DD+1BAのイヤホンの発売が立て続けにされていますが、TRN社からも販売されました!
個人的に1DD+1BA機種のイヤホンは大変好みなので期待大です!
エージング前のレビューしたいと思います。
KZ社から発売中の1DD+1BAイヤホンZS4のレビューは
です。
一般人ユーザーのレビューなので参考程度にしてください。
読者様の購入の参考になれば幸いです。
前提として
KZ社が最近立て続けに1DD+1BAイヤホンを販売しているので、中国メーカーさんの流行なのでしょうか。
今回のKZ社のZSNはエージング前の印象は音場の広めなドンシャリ傾向の印象が強めなイヤホンです。
私が購入したのは発売直後の今年の11月でした。
そのため、初期型です。
外観等について
〈筐体について〉
筐体はフェイスプレート、シェル、音導管すべてがプラスチック製です。
TRN社はいつも通りバリや継ぎ目の隙間等も無く大変丁寧に作られています。
筐体の外観はかなり全体的に綺麗な印象です。
写真は左から
TRN IM1、KZ ZS4、ZSNとなっています。
筐体の大きさは小さめです。
1DD+1BAなので全体的に小型なイヤホンです。
筐体は横幅は小さ目、縦には多少小さめです。
筐体の厚さは薄目ですが、ノズルは短めです。
ノズルの太さは普通程度です。
そのため、耳が小さい人でも長時間使用が出来ると思います。
私は長時間使用が出来ます。
〈ステム部分について〉
IM1は引っ掛かりが微妙に有ります。
そのため、外での使用もおススメ出来ます。
〈カラーバリエーション〉
ブラック、レッド、ブルーと全部で3種類あります。
今回はブラックモデルを購入しました。
〈購入先・販売元〉
私の購入先はAliExpressのWooeasy Earphones Storeです。
Amazonの値段は4000円前後です。
販売店はNiceHCK、Wooeasy、Kinboofi等が大手だと思います。
保証は一年です。
Twitterをやっている方であれば、Wooeasy Earphones Storeのアカウント@hulang9078をフォローしてDMを送るとTwitter割が適用できます。
〈外観等〉
箱のデザインはとてもシンプルで白を基調としています。
いつものTRN社の箱よりも一回り小さくなっています。
全体的に小さ目です。
〈イヤホンの仕様〉
1DD+1BAの2ドライバモデルです。
再生帯域7-40000Hz
プラグタイプは0.75mmの2pinモデルです。
〈パッケージ付属品〉
イヤーピース1種類×3サイズ(S、M、L)、キャリングケース、ケーブル、説明書です。
音質について
<レビューの前提として>
〈エージングについて〉
私は実体験からイヤホンにエージングは必要があると思っています。
そのため、レビューの前にエージングをすることにしています。
一応エージング前のレビューもあげていきますのでよろしくお願いします。
〈エージング方法について〉
私のエージング方法は100時間超エージング用音源(オーディオ機器エージング用WAVファイル集の詳細情報 : Vector ソフトを探す!)でエージングし、次に100時間音楽ランダム再生の計200時間超を目安としています。
〈再生機器について〉
その都度記載する予定ですが、基本的にはWM1Aです。
今回はWM1A、アンバランス出力、ハイゲイン出力です。
〈高音、中音、低音について〉
高音はシンバル
中音はボーカルやバイオリン・ピアノ
低音はドラム
をイメージしています。
〈イヤーピースについて〉
基本的に付属の物は使わないです。
私の良く使うイヤーピースは、OSTRY、スピンフィット、スパイラルドット、コンプライです。
IM1では主にスピンフィット、スパイラルドットを試しました。
<開封直後>
〈全体的な出音〉
一聴目の感想としてはなかなか音場の広めなドンシャリ傾向の印象が強めなイヤホンです。
低高音、特に高音が良く聞こえます。
また、音場がかなり広いと感じました。
出音の強さのイメージとしては高音≧低音>中音のイメージです。
音の傾向としては寒色です。
エージング前ですがかなり出音のバランスが良いな、と感じます。
DD搭載機なのでエージングでの変化がどうなるか楽しみです。
〈高音〉
高音は最も印象が強いと感じました。
そのため、量もかなり多く強めです。
はっきり聞こえているのですが、割れたりというのもなくきれいに聞こえます。
シンバル等は強めなのですが高音の刺さりはありません。
音の距離としては遠目です。
〈中音〉
中音域は控えめです。
音場の広さもありますが、中音域は全体的に遠くに聞こえます。
そのため、今のところボーカルホンとは言えないです。
サ行の刺さりはありません。
距離は普通から遠目です。
〈低音〉
人によっては一番出ているという人もいるかもしれません。
低音は音の量があります。
ただ、深い低音がしっかり鳴っているという印象はなく、量が多いな、とか感じます。
音の距離は遠目です。
〈解像度〉
解像度はエージング前ですがそこまで悪いとは感じません。
ドライバー数程度の解像度です。
〈分離感〉
音場が遠めなので、分離感が高く感じます。
分離感が高く感じるため音場が広く感じることような気がします。
〈音場〉
音場は全体的に遠目です。
高低音が全体的に量が多く、距離も遠目に感じます。
ただ、中音も遠目に感じるので、中音好きな人にはエージング前の音はお勧めできないです。
音場の広い音を求めている人には良いと思います。
〈音量のとりやすさ〉
音量の取りやすさはやや取りやすいほうだと思います。
ハイゲイン32前後で聞いています。
エージング前のまとめとして
IM1の向いている人
・ドンシャリな高低音の音が好きな人。
・音場の広いイヤホンが好きな人。
IM1の向いていない人
・中音が近いボーカルホンが好きな人。
IM1はなかなか音場の広めなドンシャリ傾向の印象が強めなイヤホンです。
ドンシャリ好きにはお勧めできそうなイヤホンです。
また、音場が広いためドンシャリイヤホンにしては長時間聞きやすいなと感じました。
最近購入した1DD+1BAはすべて個性の異なるイヤホンなので違いがあって使い分けが出来そうです。
まだエージング前なのでエージングでの音の変化がどうなるかが楽しみです。
ではではエージング後のレビューにて