今回はRevoNext NEX202のレビューをしたいと思います。
今回レビューするNEX 202はRevoNext社の新製品です。
RevoNext社は個人的にいつもハイクオリティな製品を発売するイメージの会社です。
最近は新しいイヤホンブランドが誕生していますが、RevoNext社は以前から名前を売っている会社なので聞いたこともあるかもしれません。
実際に私もRevoNext社のイヤホンを購入し、記事化しています。
今回私のレビューするNEX 202は私の好みである1BA+1DD型のハイブリッド構成のイヤホンです。
RevoNext社の同じ構成のイヤホンはQT5やRX8があり、二つとも好みの音質でした。
NEX 202はどのような音なのでしょうか。
読者様の購入の参考になれば幸いです。
NEX 202の仕様について
仕様 |
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Product Name: Original Revonext NEX202 In-ear Earphone |
Driver unit: 1DD+1BA hybrid driver unit |
Impedance: 18Ω |
Earphone sensitivity: 105dB/mW |
Frequency range: 20-20000Hz |
Color: GUN,Black |
プラグ :2pin |
今回私はRevoNext NEX202のガンメタルカラーのモデルをEasy earphones(@hulang)から購入しました。
NEX 202の外観等について
購入時の外観、付属品について
RevoNext NEX202をAliexpressで購入しました。
NEX 202はAliexpressで購入するとおなじみのプチプチの袋に入っていました。
箱に痛みなどなく無事に届きました
イヤホン本体
ケーブル
ケーブルバンド
イヤーピース(1種類×3サイズ、1種類×2サイズ)
説明書類
イヤーピースが2種類入っているのが親切ですね。
イヤーピースが2種類あるので追加購入をせずに音の変化やフィット感を調整できます。
ただ、持ち運び用のケースなどはないので別途購入がおススメです。
筐体の外観について
NEX 202の筐体はフェイスプレート、シェル、ノズル全てが金属製です。
筐体のつくりは良いです。
金属製ですが、傷もなく重みもあるので高級感があります。
筐体の大きさは小さいです。
ノズルに引っ掛かりがあるのでイヤーピースの紛失の心配はありません。
今回RevoNext NEX202と同時購入したNEX 602、KBEAR KB06とのサイズ感は写真のような感じです。
NEX 202の音質について
レビューの前提として
〈エージングについて〉
私は実体験からエージングは必要があると思っています。
そのため、エージング前に記事を上げ、エージング後に同記事を追記します。
〈エージング方法について〉
私のエージング方法は適度な音量で100時間超エージング用音源(オーディオ機器エージング用WAVファイル集の詳細情報 : Vector ソフトを探す!)でエージングし、次に100時間音楽ランダム再生の計200時間超を目安としています。
〈高音、中音、低音について〉
高音はシンバル
中音はボーカルやバイオリン・ピアノ
低音はドラム
をイメージしています。
〈イヤーピースについて〉
付属の物は使わないです。
私の良く使うイヤーピースは、OSTRY、スピンフィット、スパイラルドット、コンプライ、SednaEarfitです。
NEX 202では主にスピンフィット、SednaEarfitを試しました。
エージング後の音質
〈全体的な出音のバランス〉
RevoNext NEX202は高低音の印象が強めな高い分離感のある出音で寒色傾向のイヤホンです。
出音のバランスは高低音が強めで、中音はその二つよりも抑え気味という印象です。
全体的にくっきりはっきりとした出音のイメージです。
出音の強さのイメージとしては低音≧高音>中音のイメージです。
音の傾向としては寒色です。
〈高音〉
低音よりも控えめですがかなり量は多めです。
かなり量があり印象が強い音域です。
超高音もしっかりと聞こえレンジは広いです。
分離感が高いこともあり綺麗に高音は聞こえます。
レンジが広いので多少シンバルなどの刺さりを感じるかもしれません。
音の距離は普通から遠目です。
〈中音〉
中音の量は他の音域に比べて少し控えめです。
量に加え距離が遠めなこともあり中音の印象は少なめです。
ドライでさっぱりな中音に聞こえます。
ドライな音ゆえギターの音などが綺麗です。
距離は普通です。
〈低音〉
RevoNext NEX202で最も印象的に聞こえる音域です。
量があり、深い低音もしっかりと出ておりレンジは広いです。
低音はかなり好印象です。
低音好きな方におすすめできそうです!
距離は普通です。
〈解像度〉
全体的に解像度が高いです。
各音域の線は細めですががかなりはっきりと聞こえます。
〈分離感・音場〉
音場は普通から遠目で、分離感も高めです。
かなり綺麗に高音が抜けるので高さを感じます。
低音の量は多いのですが、他の音域への被りが少ないです。
〈音量のとりやすさ〉
音量はとりやすいです。
ハイゲイン27で聞いています。
音以外の評価として
〈音漏れ・遮音性について〉
RevoNext NEX202はDD搭載の機種なので、空気穴があり音漏れがあります。
音漏れの量は少し多いです。
また、遮音性もあまり良くないです。
よって、通勤・通学用のイヤホンとして使用をあまりおすすめ出来ません。
〈ケーブルについて〉
RevoNext NEX202のケーブルは細めのケーブルです。
ただ、多少癖が強めで柔らかさも普通程度です。
耳掛け部分の被膜も硬くタッチノイズはあります。
持ち運びやすいケーブルとは言えなさそうです。
NEX 202のまとめ
NEX 202の特徴
NEX 202の評価
個人的な価格比のおすすめ度です
高音 | 4.5 |
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中音 | 4.0 |
低音 | |
分離感 | |
総合評価 |
RevoNext NEX202のエージング前の感想としては高低音、特に低音の印象が強めな高い分離感のある出音で寒色傾向のイヤホンです。
高低音重視でくっきりはっきりとした音で音楽を楽しく聞くことができます。
特に低音の質がレンジの広さ、解像度の高さともにハイレベルにあるため低音が好きな人におすすめできます。
また、最近のRevoNext社のイヤホンと同様完全金属筐体なため高級感があり、見た目も素晴らしいです。
やはり1BA+1DDイヤホンにハズレはなく、どのイヤホンも各社の個性がある素晴らしい構成です。
アンダー5000円で低価格でまたも良いイヤホンが出てきたな、という印象です。
高低音、特に低音をしっかりと聞きたい方で価格を抑えたい方に是非とも候補として勧めたいイヤホンの一つです!
では次のレビューにて。