今回はAAW A3Hのエージング前のレビューをしたいと思います。
前提として
AAW社はシンガポールにあるイヤホンメーカーでかなり前から私はカスタムIEMで何度もお世話になっているメーカーです。
AAWは結構はっきりとした音作りをするメーカーさんなイメージで私は個人的に好きな出音です。
今回2018年11月のセールでデモセールをやっていたのでAAW A3H
AAW A3H
一般人ユーザーのレビューなので参考程度にしてください。
読者様の購入の参考になれば幸いです。
外観等について
〈筐体について〉
AAW A3H
バリや継ぎ目の隙間等も無く大変丁寧に作られています。
筐体の外観はかなり全体的に綺麗な印象です。
写真は左から
AAW A3H、TRN IM1、KZ ZSNとなっています。
筐体の大きさは小さめです。
1DD+2BAなので全体的に小型なイヤホンです。
筐体は横幅は小さ目、縦には多少小さめです。
筐体の厚さは薄目ですが、ノズルは普通程度の長さです。
ノズルの太さは普通程度です。
そのため、耳が小さい人でも長時間使用が出来ると思います。
私は長時間使用が出来ます。
〈ステム部分について〉
AAW A3H
そのため、外での使用もおススメ出来ません。
〈カラーバリエーション〉
AAW A3H
今回はシルバーモデルを購入しました。
〈購入先・販売元〉
私のAAW A3H
Amazonの値段は31400円です。
販売店はeイヤホンが大手だと思います。
保証は一年です。
〈外観等〉
AAW A3H
全体的にかなり小さ目です。
〈イヤホンの仕様〉
AAW A3H
再生帯域10-40000Hz
プラグタイプは0.78mmの2pinモデルです。
〈パッケージ付属品〉
イヤーピース1種類×3サイズ(S、M、L)、キャリングケース、ケーブル、クロスです。
音質について
<レビューの前提として>
〈エージングについて〉
私は実体験からイヤホンにエージングは必要があると思っています。
そのため、イヤホンのレビューはエージング前とエージング後の2記事を上げることにしています。
〈エージング方法について〉
私のエージング方法は適度な音量で100時間超エージング用音源(オーディオ機器エージング用WAVファイル集の詳細情報 : Vector ソフトを探す!)でエージングし、次に100時間音楽ランダム再生の計200時間超を目安としています。
〈再生機器について〉
WM1A、アンバランス出力、ハイゲイン出力です。
〈高音、中音、低音について〉
高音はシンバル
中音はボーカルやバイオリン・ピアノ
低音はドラム
をイメージしています。
〈イヤーピースについて〉
付属の物は使わないです。
私の良く使うイヤーピースは、OSTRY、スピンフィット、スパイラルドット、コンプライです。
AAW A3H
<開封直後>
〈全体的な出音〉
AAW A3H
中低音、特に低音が良く聞こえます。
また、音場が広いと感じました。
出音の強さのイメージとしては低音>>中音>高音のイメージです。
音の傾向としては暖色です。
エージング前ですが、かなり低音の出音が強く全体的にこもって聞こえるな、と感じます。
DD搭載機なのでエージングでの変化がどうなるか楽しみです。
〈高音〉
高音は正直ほぼほぼないくらいの印象です。
出てはいるのですが、低音の出音が強すぎて高音の印象の強い曲でも音が少ないな、と感じます。
音は出ていますが印象はかなり弱いです。
高音の刺さりはありません。
音の距離としては遠目です。
〈中音〉
中音域は普通程度出ていると感じます。
出音の量、距離から今のところボーカルホンとは言えないです。
サ行の刺さりはありません。
距離は普通です。
〈低音〉
A3Hの最高にインパクトのある音域です。
正直ありすぎるくらい出ています(笑)
低音は音の量があります。
また、量だけではなくしっかり深い低音が鳴っており低音好きの方には大変お勧めできます。
音の距離は普通から遠目です。
〈解像度〉
解像度はエージング前ですがそこまで良いとは感じません。
ドライバー数程度の解像度です。
多少こもって聞こえることもありあまり解像度が良い印象がないです。
〈分離感〉
音場が遠めですが、分離感がそこまで高いと感じません。
ここはエージングに期待したいです。
〈音場〉
音場は全体的に遠目です。
高低音の距離が遠目に感じます。
音場の広い音を求めている人には良いと思います。
〈音量のとりやすさ〉
音量の取りやすさはやや取りやすいほうだと思います。
ハイゲイン30前後で聞いています。
エージング前のまとめとして
A3Hの向いている人
・低音の音が大好きな人。
・音場の広いイヤホンが好きな人。
A3Hの向いていない人
・高音が好きな人。
・はっきりくっきりな音が好きな人(暖色な出音のため)
AAW A3H
手持ちの中でも相当低音が強めなイヤホンです。
また、音場が広く、低音重視な暖色傾向のためゆったりと音楽を聴けます。
ただ、その低音が強すぎると感じる時も多々あります。
まだエージング前なのでエージングでの音の変化がどうなるかが楽しみです。
ではではエージング後のレビューにて