今回はMacaW GT600sのエージング前のレビューをしたいと思います。
ROSE社から発売中の5BAのROSE br5 mk2のイヤホンレビューは
です。
一般人ユーザーのレビューなので参考程度にしてください。
読者様の購入の参考になれば幸いです。
前提として
MacaW社さんのイヤホンは私の手持ちとしては初めてですが、Massdropで販売をしており私の好みな1BA+1DDイヤホンだったのですが、いかんせん無試聴でしたので悩んだ末に今回購入しました。
今回のMacaW GT600sのエージング前の印象は分離感の高めなフラット傾向のリスニング向けの寒色イヤホンです。
私が今回購入したのは2018年の12月頃です。
そのため、初期型だと思います。
外観等について
〈筐体について〉
筐体はフェイスプレート、シェル、ノズル部分すべてが金属製(フェイスプレート一部分は樹脂製だと思います)です。
筐体のつくりはとても丁寧です。
筐体の大きさは小さめです。
筐体は横幅は小さめ、縦には小さめです。
筐体の厚さは普通程度、ノズルは普通です。
ノズルの太さは5.8mmです。
そのため、耳の穴が小さい人でも長時間使用ができると思います。
私は長時間使用が出来ます。
〈ステム部分について〉
GT600sは引っ掛かりが有ります。
そのため、外での使用はおススメ出来ます。
〈カラーバリエーション〉
ブラック、シルバーモデルの3種類です。
今回はブラックモデルを購入しました。
〈購入先・販売元〉
私の購入先はMassdropです。
値段は約13000円です。
販売店はNiceHCK、Wooeasy、Kinboofi等が大手だと思います。
保証は一年です。
〈外観等〉
箱のデザインは白色を基調としています。
大きさは普通です。
シルエットとしては長方形です。
〈イヤホンの仕様〉
1BA+1DDドライバーの2ドライバモデルです。
BAにはKnowles製のドライバーを使用しています。
再生帯域10-40000Hz
プラグタイプはmmcxタイプです。
ケーブルは左右の区別の文字がありません!
mmcx部分に突起がついているほうが左ですのでご注意を!!
〈パッケージ付属品〉
イヤーピース2種類×3サイズ、ケーブル1本、ソフトレザーケース、説明書です。
音質について
<レビューの前提として>
〈エージングについて〉
私は実体験からイヤホンにエージングは必要があると思っています。
そのため、レビューの前にエージングをすることにしています。
一応エージング前のレビューもあげていきますのでよろしくお願いします。
〈エージング方法について〉
私のエージング方法は100時間超エージング用音源(オーディオ機器エージング用WAVファイル集の詳細情報 : Vector ソフトを探す!)でエージングし、次に100時間音楽ランダム再生の計200時間超を目安としています。
〈再生機器について〉
その都度記載する予定ですが、基本的にはWM1Aです。
今回はWM1A、アンバランス出力、ハイゲイン出力です。
〈高音、中音、低音について〉
高音はシンバル
中音はボーカルやバイオリン・ピアノ
低音はドラム
をイメージしています。
〈イヤーピースについて〉
基本的に付属の物は使わないです。
私の良く使うイヤーピースは、OSTRY、スピンフィット、スパイラルドット、コンプライです。
GT600sでは主にスピンフィット、スパイラルドットを試しました。
<開封直後>
〈全体的な出音〉
ノズルはリファレンスで聞いています。
一聴目の感想としては分離感の高めなフラット傾向のリスニング向けの寒色イヤホンです。
一聴目で驚いたのは高音の分離感と音場の高さです。
出音の強さのイメージとしては中音≧低音=高音のイメージです。
音の傾向としては寒色です。
寒色ですが、とても聞きやすい出音です。
〈高音〉
高音は量や派手さはそこまではありません。
ただ、上述のように高音の音場の高さと分離感の高さが素晴らしいです!
シンバルなどの刺さりはありません。
音の距離としては遠目で高さがあります。
〈中音〉
中音はかなりの曲数を少しずつ聞きましたが、3つの音域の中では相対的に中音が多い気がします。
ただ、そこまでの差はないのでフラット傾向と書きました。
サ行の刺さりは感じません。
距離は普通です。
〈低音〉
低音は高音と同じ程度の量が出ています。
ただ、深い低音は出ていないです。
ここはエージングに期待です。
音の距離は普通から近めです。
〈解像度〉
解像度はドライバー数程度です。
しかし、高音についてはなかなか良いです。
エージングに期待です。
〈分離感〉
分離感は相当程度あります。
音場は普通ですが、しっかり各音域が被らずに聞こえます。
〈音場〉
音場は普通程度です。
逆ピラミッドのようで高音が遠め、低音が近めに聞こえます。
〈音量のとりやすさ〉
音量の取りやすさは普通程度だと思います。
ハイゲイン33前後で聞いています。
エージング前のまとめとして
GT600sの向いている人
・高音の好きな人。
GT600sの向いていない人
・高解像度なイヤホンを求めている人。
GT600sは分離感の高めなフラット傾向のリスニング向けの寒色イヤホンです。
高音のキレイさ、聞き取りやすさが相当ハイレベルです。
一聴しただけで高音のキレイさが分かるレベルでした。
また、高音の分離感と音場の広さはなかなか最近聞いていたイヤホンではないレベルです。
ただ、ほかの音域が高音に比べるとちょっとまだまだ追いついていない感じがしています。
また、少し全体的に線の細い軽い音の印象を受けます。
この辺はエージングで変化してほしいですね。
ではではエージング後のレビューにて
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