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NICEHCKのハイエンド8芯ケーブル 「8core Pure Silver Cable」【ケーブルレビュー】

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NICEHCKから発売中の8芯ケーブルの8core Pure Silver Cableのレビューをしたいと思います。

NICEHCKから販売されている8芯ケーブル、7N Single Crystal Copper Plated Silver Cableは

www.akanamo.com

です。

一般人ユーザーのレビューなので参考程度にしてください。

読者様の購入の参考になれば幸いです。

前提として

8core Pure Silver CableはNICEHCKの専売ケーブルとなっています。

NICEHCKはたくさんのケーブルを販売していますが、8core Pure Silver Cableはその中でも価格が高めです。

ちなみにこちらの商品はAmazonでの販売がないため、購入ができるのはAliexpressのみとなります。

私が購入したのは昨年の11月でした。

本レビュー商品のリンクはNICEHCKMMCX-Cable-3-5-2-5-4-4MM-Balanced-8-core-Pure-Silver-Cableです。

外観等について

〈ケーブルの外観について〉
8core Pure Silver Cableはその特徴として芯数が多いところが特徴です。

一般的な付属ケーブルは3芯か4芯が多いですが、8core Pure Silver Cableは8芯です。

芯数が増えても編み方は非常にきれいで編みの間違いなども私の8core Pure Silver Cableにはありませんでした。

ケーブルの太さは8芯を使っているのことに加え線材自体が太めなので普通よりも太くなっています。

線材も普通程度の柔らかさのため、太さと相まって取り回しはあまり良い方ではありません。

ただ、線材が太いため、断線はしづらそうです。

また、高級なケーブルなためか、パーツは高級感があるものになっています。

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〈カラーバリエーション〉
ブラックのみです。

今回はブラックモデルを購入しました。

〈購入先・販売元〉
私の購入先はAliExpressのNiceHCK Audio Storeです。

値段は現在Amazonでは15000円前後です。

販売店はNiceHCK、Wooeasy、Kinboofi等が大手だと思います。

保証は一年です。

Twitterをやっている方であれば、NiceHCK Audio Storeのアカウント@hckexinをフォローしてDMを送るとTwitter割が適用できます。

〈発送時の外観等〉
ケーブルは透明の袋に入れられて届きました。

私が購入したのは去年なので現在は異なっているかもしれません。

〈ケーブルの仕様〉
素材は純銀線です。

プラグタイプはmmcx、2pinモデルです。

また、オスプラグも3.5mm、2.5mm、4.4mmすべてに対応しています。

〈パッケージ付属品〉
ケーブル、ケーブルをまとめる革製の物でした。

音質について

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<レビューの前提として>

〈エージングについて〉
私は実体験からイヤホン・ケーブル・DAPにエージングは必要があると思っています。

そのため、レビューの前にエージングをすることにしています。

一応エージング前のレビューもあげていきますのでよろしくお願いします。

〈エージング方法について〉
私のエージング方法は100時間超エージング用音源(オーディオ機器エージング用WAVファイル集の詳細情報 : Vector ソフトを探す!)でエージングし、次に100時間音楽ランダム再生の計200時間超を目安としています。

〈再生機器について〉
その都度記載する予定ですが、基本的にはWM1Aです。

今回はWM1A、アンバランス出力、ハイゲイン出力です。

〈高音、中音、低音について〉
高音はシンバル

中音はボーカルやバイオリン・ピアノ

低音はドラム

をイメージしています。

〈イヤーピースについて〉
基本的に付属の物は使わないです。

私の良く使うイヤーピースは、OSTRY、スピンフィット、スパイラルドット、コンプライです。

8core Pure Silver Cableでは主にスピンフィット、スパイラルドットを試しました。

<エージング後>

〈全体的な出音〉
ケーブルを比較するために使用したイヤホンははDZ9、DZX1+8です。

比較したケーブルは8core Pure Silver Cableとリファレンスケーブルです。

DAPはWM-1Zです。

一聴目で分かるのは、低音のキレが上がること、深い低音が出ること、解像度の上がること、分離感の向上です。

〈高音〉
高音は多少派手にはなります。

高音のキレが増し、音の終わり際などがよくわかるようになります。

距離としては、多少ですが横に広がります。

〈中音〉
中音も多少派手になります。

また、多少距離が遠くなります。

〈低音〉
低音が最も変化が大きいです。

とてもキレが良くなったと感じます。

また、深い低音が出るようになっていると思います。

音場が多少横に広がります。

〈解像度〉
全体的にキレのある音となり、解像度がかなり上がったと感じます。

特に低音がとてもよくわかります。

〈分離感〉
分離感は上がります。

楽器ごとの違いがよく聞こえます。

〈音場〉
音場は広がります。

全体的な音が多少横に広がります。

〈音量のとりやすさ〉
8core Pure Silver Cableは多少音がとりやすくなります。

いつもより3つ程度音量を下げることができます。

<音以外の評価として>

〈タッチノイズについて〉
8core Pure Silver Cableはそこまでやわらかいケーブルとは言えないです。

そのため、取り回しの悪さやタッチノイズは多少あります。

もっとも、タッチノイズ自体が強いわけではないのでそこまで気にしなくてもいいレベルにあります。

まとめとして

8core Pure Silver Cableのメリットとしては、出音全体的な高解像度化を図れるところです。

全体的にかなりレベルの高い音に変化します。

デメリットとしては、ケーブル自体が太いため多少取り回しがしづらいところです。

<おすすめできる人>

・全体的な解像度を上げたい人。

<おすすめできない人>

・取り回しの良いケーブルを求めている人。


8core Pure Silver Cableは価格は高めですが、その分とてもクオリティの高いケーブルです。

音質向上もそうですが、ケーブルを構成しているパーツも安いケーブルとは異なり金属製だったりするので全体的な高級感があります。

ただ、8core Pure Silver Cableは純銀を謳っていますが、私の友達のオヤイデの純銀ケーブルと比べると明らかに音の傾向が異なりました…

中華ケーブルなので材質面に多少問題があるのかもしれません。

ただ、音自体は非常によく、全体的に解像度や分離感の向上が期待できます。

HCKの他のハイエンドケーブルも期待できそうです。

ではでは次回のレビューにて

NICEHCKMMCX-Cable-3-5-2-5-4-4MM-Balanced-8-core-Pure-Silver-Cable

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