今回はZISHAN DSDのオペアンプ変更についてのレビューを書きたいと思います。
前回のブログではZishan DSDの改造前の記事でした。
Zishan DSDは改造をしなくても十分に音質に限って言えば素晴らしいプレイヤーです。
しかし、Zishan DSDはオペアンプ変更や基盤のパーツを改造して音質を向上させる等様々な手段で本体に手を加えることのできる面白いDAPです。
おそらく購入者の皆さんも何らかの手を加えていることだと思います。
そこで、今回は私が行ったオペアンプの変更について記事化したいと思います。
オペアンプ変更の前提として
ZISHAN DSDはオペアンプの変更が可能です。
そのため、最初の音からオペアンプを変更して自分の好みの音にカスタマイズすることが出来ます。
そういう面白いギミックを持っている点もZishan DSDの人気を支えている要因だと思います。
ただ、今回のオペアンプ変更は内部基盤のパーツを変更するものです。
そのため、今回の記事の内容は故障のリスクを伴います!
そういうリスクがあるという点をご了承の上自己責任での改造をお楽しみください。
また、回路図を見ると、2.5mmバランス出力端子はオペアンプ(LM4562増益という部分)を通りません。
そのため、今回のテーマであるオペアンプを変更しても2.5㎜バランス出力端子の音は変わりません。
個人的に2.5mmバランス出力端子はおまけだと思っております。
Zishan DSD(DSDSも含めて)は3.5mm出力端子(上記図の耳机口輸出)で聞くことをおすすめいたします!
<改造手順>
ZISHAN DSDの上下の4か所のねじを外すことにより中から基盤を取り外すことが出来ます。
その際に保証のためのシールをはがす必要があります。
保証を求めている人はここでやめてください。
保証を受けられなくなります。
はがすとこのようにねじが出てきます。
そして、ねじを外すとこのように基盤があるのが分かります。
下側のねじを外すと、筐体の下の板に粘着テープが貼られているのですが、無視してとりましょう。
そして、この状態にしたら、Zishan DSD本体を下に向けて、下から基盤を少しずつ押すと基盤が露出します。
そして、基盤を取り外すと上の写真の状態になるので、オペアンプの載せ替えが出来るようになります。
ちなみに、基盤同士が基盤下部の10pinでついているので、基盤同士を取り外す際にはご注意を!!
<オペアンプ交換による音の変化について>
私は今回手持ちのMUSES8820D、MUSES01、MUSES02へ変更してみました。
あと、オペアンプ変更の際には写真のような道具があると良いですよ~
今回交換するオペアンプはこんな感じです。
MUSES8820D
最初のオペアンプよりも音がはっきりくっきりします。
元の元気に加えて多少高音が良く出る気がします。
MUSES01
これは好みの音です!
高音がはっきり綺麗に聞こえます。
そして、全体的にもメリハリのある高解像度な音です。
MUSES02
これもかなりハイレベルな良い音です!
こちらは低音が強めにきれいに聞こえます。
メリハリのある高解像度は同じ気がします。
MUSES01とは好みの差だと思います。
Zishan DSDのオペアンプ変更後のまとめとして
Zishan DSDのオペアンプ変更に向いている人
・保証など気にしない人。
・音の変化を楽しみたい人。
Zishan DSDのオペアンプ変更に向いていない人
・保証が残っている人。
Zishan DSDのオペアンプ交換は正直そこまで難しくはありません。
ただ、やはり故障のリスクなどがありますのでみなさんにおすすめできるような行為ではありません。
しかし、オペアンプ交換後の音の違いを楽しむということはZishan DSDの楽しみだと思います。
オペアンプの交換によってZishan DSDをかなり堪能しました。
もう保証は切れてしまったのだから次は基盤をいじってみようか、とも検討中です。
ではでは次回のレビューにて
セールがあるのでZishan DSDを購入してオペアンプと交換しようと思っているのですが厚みのあるオペアンプは入らなそうですか?(OPA627AU デュアル 8Pin DIP変換基板実装済みなど)
清正様
コメントありがとうございます。
Aliのセールは楽しみですよね。
Zishan DSDは基盤同士の間隔が非常に狭いため、厚みのあるオペアンプを入れることは難しいと思います。
「OPA627AU デュアル 8Pin DIP変換基板実装済み」はAmazonの商品であっていますか?
おそらくこの商品の厚みですとZishan DSDは入らないと思います。
コメントどうもありがとうございました。
AliのZishan回路図見たら2.5mmバランス接続の回路の途中にオペアンプが見当たらなかったので、気になって友人に聞いてみたらオペアンプ交換しても2.5mmバランス接続の音は変わらないと聞いたのですが、本当でしょうか?
始まりのオーオタさんコメントありがとうございます。
おっしゃる通り、Zishan DSD(DSDSも含め)の回路を見ると2.5mmバランス出力端子からの音はオペアンプを通りません。
そのため、オペアンプを変更しても2.5mmバランス出力端子からの音は変わらないはずです。
なので私は、Zishan DSDの2.5mmバランス出力端子はおまけだと思っております。
そのため、Zishan DSDで音楽を聞くときは3.5mm端子から聞くことをお勧めいたします。
また何かあればコメントいただければと思います。
コメントありがとうございました!
ありがとうございます。
オペアンプ交換して3.5mmで聴こうと思います。
Twitterも見させていただいたのですが、AK4497デュアルの音質はDSDやT1(AK4497)と比べてどうでしょうか?
回路がデュアルDAC用に作りきられてないと聞いて…
値段差そこまでないですし、デュアルDACというものにロマンを感じるのでDSDをDSDsに買い換える予定だったのですが、デュアルDACのポテンシャルを引き出し切れていないのであれば DSDのままでいいかなと悩んでいます。
とこさんのTwitterでAK4499は素晴らしいと書いてあるのですが、AK4497デュアルの音質についてはまだツイートされてなくて気になります!
始まりのオーオタさんコメントありがとうございます。
また、返信が遅れましてすみませんでした!
ですね。Zishan DSDはオペアンプ交換+3.5㎜で聞いてもらうのがベストなのでは、と個人的に思います。
Zishan DSDSのAK4497デュアルなんですが、先々月画面が故障しまして現在返品の受け取り待ちなんです…
なので、音質について今はコメントできませんごめんなさい。
ただ、その辺は今後しっかりと比較レビューしたいと思いますのでお待ちいただければ、と思います!
こうしたコメントがあったので必ず記事化させていただきます。
回路等の話は私に技術が無いので全く分からないのですが、個人的に音はノーマルよりも好みで何より充電が早いというだけで使いやすいと感じております(笑)
無事に到着したら、しっかりと記事化させていただきます!!
コメントをいただいていたのに返すのが遅れてしまいすみませんでした。また何かあればコメントいただければと思います。
コメントありがとうございました!
感謝します
そういえばtypeCで充電早いの忘れてました。
かなり大きな利点ですよね〜!
返信不要です、また記事待ってます!