タイトル:地獄楽
作者 :賀来ゆうじ
連載期間:2018年1月22日 – 連載中
巻数 :既6巻(2019年6月4日現在)
最近の私の休日はブログを書くか、音楽を聴きながら漫画を読みふけっています!
特に漫画を読むことについては平日にほぼできないので休日にまとめ読みをしています。
今は書店でのコミックスの購入だけではなく、TSUTAYA等でのコミックレンタルやAmazon、コミックシーモア等の電子書籍専門サイトで購入でき、漫画の入手が大変楽になっています。
また、漫画の読み方も家でコミックスを読むだけではなく、電車などの外出先で携帯電話でも簡単に読めるので毎週毎週大量の漫画を読んでいます。
そこで、今回はそんな私が読んで面白かった漫画を紹介していきたいと思います。
今回は地獄楽
あらすじ
時は江戸時代末期となる頃———。
かつて最強の忍として、畏れられた“画眉丸”は抜け忍として囚われていた。
そんな中、打ち首執行人を務める“山田浅ェ門佐切”から無罪放免になる為の条件を突きつけられる。
その条件とは極楽浄土と噂の地で「不老不死の仙薬」を手に入れること…!!美麗師・賀来ゆうじが描く忍法浪漫活劇いざ開幕!!
という地獄楽
妻の元へ帰る…生きる意味を見つけた抜け忍の画眉丸が地獄で戦い抜くうちの心境の変化、強くなっていく過程や山田浅ェ門佐切の画眉丸への心境の変化や新たな仲間との出会いやライバル、ラスボス等少年漫画の王道と言えるような内容となっています。
この地獄楽
読み切りの内容が面白く買おうか迷っていたときにちょうどコミックシーモアで1巻無料になっていたのでちょうど良いと思い読んでみました。
そして、私は1巻から引き込まれ全巻購入して一気読みしてました(笑)
個人的おすすめポイント
画力の高さ
地獄楽
を読むまでは賀来ゆうじさんという作家さんを私は知らなかったのですが、非常に絵が綺麗で読みやすいです。
賀来ゆうじさんの絵のうまさは表紙からもわかると思います。
この地獄楽
に出てくる島の植物や生物は化け物と言っていいほど得体のしれない不気味なものなのですが、それすらも美しく見えて読むことができます。
作品のダークさと絵のうまさが相まって非常に読みやすいです。
背景やキャラクター、戦闘描写などなど画力はきれいで素晴らしいです。
キャラクター
地獄楽
の登場キャラクターは非常に魅力的です。
この地獄楽
の話には謎がたくさんあり、巻が進むごとに新しい設定やキャラクターがどんどん出てきます。
キャラクターにはそれぞれ能力が異なり、また体形や背景事情、性別など個性があり、ミステリアスなキャラクターばかりです。
ですが、そのキャラクター達も能力や技術が巻が進むごとに分かっていきそこも面白いです。
また、良くある巻末ネタなどではキャラクターの性格が分かって本編を補足できて読むと非常に面白いです。
テーマ
地獄楽
1巻は人がばたばたと死んでいきますが、それ以降は生きているキャラクターが減るので死にません。
また、話が進むにつれて島の全貌があらわれはじめこのテーマについての謎が次第に解けていきます。
シナリオ展開
主人公の画眉丸は天才で戦闘能力は素晴らしいです。
しかし、その分精神的に人として欠如しているものがあり結婚を機に徐々に人らしくなっていきます。
その後、島へ「不老不死の仙薬」を取りに行くことになって巻が進むごとにも人として成長していき戦闘能力に加えて精神力も強くなり、どんどんと強くなっていく…
という画眉丸の人間らしさを見ていくことができます。
ボスがとても強いのですが、仲間やライバルたちの成長や背景が見え、島の謎もどんどんと解明されていき止まらなくなります。
また、これは雑誌連載ではないからなのかもしれませんが、個人的には非常に進むテンポが早くて読みやすいです!
週刊連載にありがちな、話を伸ばそうとするのが無くてこれも読みやすさにプラスな影響だと思います。
まとめ
地獄楽
テンポも絵柄もシナリオも非常に刺さった良いマンガでした。
どうやらweb連載らしく、ジャンプで読み切りやっていないと気づけない漫画だったと思います。
普通にヤングジャンプあたりで新連載!となってもおかしくない内容です。
早く続きが読みたい!と思っています(笑)
今無料で読めますので是非ともどうぞ読んでみてください!
地獄楽