今回はBGVP DM7のエージング前のレビューをしたいと思います。
BGVP社から発売中の6BA+1DDのBGVP DMSのイヤホンレビューは
です。
一般人ユーザーのレビューなので参考程度にしてください。
読者様の購入の参考になれば幸いです。
前提として
BGVP社さんのイヤホンは、私の所持する物としてはBGVP DM7で3つ目です。
今回BGVP社(@BgvpJapan)様からDM7をご提供いただいたのでレビューさせていただきます。
今回のBGVP DM7のエージング前の印象は高解像度、高い分離感を持つフラットな寒色傾向のイヤホンです。
外観等について
〈筐体について〉
筐体はフェイスプレート、シェル、ノズル部分すべてがプラスチック製です。
バリや継ぎ目の隙間等も無く大変丁寧に作られています。
フェイスプレートのデザインがおしゃれで、筐体のつくりはとても丁寧です。
筐体の大きさは普通です。
筐体は横幅は普通、縦には普通です。
筐体の厚さは普通、ノズルは短めです。
ノズルの太さは5.8mmです。
そのため、耳の穴が小さい人でも長時間使用ができると思います。
私は長時間使用が出来ます。
〈ステム部分について〉
BGVP DM7は引っ掛かりが有りません。
ただ、ノズル出口に向かって多少大きくなっているのでイヤーピースが多少外れにくくなっています。
そのため、外での使用はおススメ出来ます。
〈カラーバリエーション〉
ブラック、ブルー、ホワイトモデルの3種類です。
今回はブラックモデルを提供していただきました。
〈購入先・販売元〉
私は今回BGVP社様から提供を受けました。
値段は40000円です。
販売店はAmazon、Aliexpress、DROP等が大手だと思います。
保証は一年です。
〈外観等〉
箱のデザインは黒色を基調としています。
大きさは普通です。
シルエットとしては長方形です。
〈イヤホンの仕様〉
6BAドライバーの6ドライバモデルです。
BAドライバーはKnowles、Sonion製のものが使用されています。
再生帯域10-40000Hz
プラグタイプはmmcxタイプです。
〈パッケージ付属品〉
イヤーピース4種類×3サイズ(うち1種類は1サイズのみ)、ケーブル1本、クリーニングブラシ、保証書、説明書です。
音質について
<レビューの前提として>
〈エージングについて〉
私は実体験からイヤホンにエージングは必要があると思っています。
そのため、レビューの前にエージングをすることにしています。
一応エージング前のレビューもあげていきますのでよろしくお願いします。
〈エージング方法について〉
私のエージング方法は100時間超エージング用音源(オーディオ機器エージング用WAVファイル集の詳細情報 : Vector ソフトを探す!)でエージングし、次に100時間音楽ランダム再生の計200時間超を目安としています。
〈再生機器について〉
その都度記載する予定ですが、基本的にはWM1Aです。
今回はWM1A、アンバランス出力、ハイゲイン出力です。
〈高音、中音、低音について〉
高音はシンバル
中音はボーカルやバイオリン・ピアノ
低音はドラム
をイメージしています。
〈イヤーピースについて〉
基本的に付属の物は使わないです。
私の良く使うイヤーピースは、OSTRY、スピンフィット、スパイラルドット、コンプライです。
BGVP DM7では主にスピンフィット、スパイラルドットを試しました。
<開封直後>
〈全体的な出音〉
一聴目の感想としては高解像度、高い分離感を持つフラットな寒色傾向のイヤホンです。
解像度の高さ、分離感の高さが素晴らしいです。
出音の強さのイメージとしては中音≧高音=低音のイメージです。
音の傾向としては寒色傾向です。
DM7はDMSと比べると音の傾向がだいぶ違う印象を受けました。
〈高音〉
高音はしっかり出ています。
高音は伸びも良く、分離感が良いおかげでかなりはっきりと聞こえます。
シンバルなどの刺さりはありません。
音の距離としては普通です。
〈中音〉
中音の量は曲によっては最も出ているように聞こえます。
DM7も距離の近さと量、分離感の高さからボーカル好きな方にお勧めできます!
サ行の刺さりは感じません。
距離は近めから普通程度です。
〈低音〉
低音もしっかりと出ています。
また、BAのみの機種ですが、深い低音もきちんと出ています。
ただ、DMSに比べると深い低音の量は少ないです。
音の距離は普通です。
〈解像度〉
解像度はドライバー数の多さからかかなり高解像度です。
私は特に高音のシンバルのキレのある音やギターのストリングスの音が綺麗に聞こえるところがかなり好みです。
〈分離感〉
DM7は分離感がかなり高いです。
音場はそこまで広くはないですが、しっかり各音域が被らずに聞こえます。
ボアが4つあるのでその効果もあるのかもしれません。
〈音場〉
音場は普通です。
曲によっては狭めな印象を受ける時もありました。
ただ、分離感が高いので各音域の被りなどはなく聞くことができます。
〈音量のとりやすさ〉
音量の取りやすさはとりやすいと思います。
ハイゲイン22前後で聞いています。
エージング前のまとめとして
BGVP DM7の向いている人
・中高音の好きな人。
・楽器や打ち込みの多い曲が好きな人。
BGVP DM7の向いていない人
BGVP DM7は高解像度、高い分離感を持つフラットな寒色傾向のイヤホンです。
DM7特に苦手な楽曲もなく、どの曲も楽しく聞くことができるとてもオールラウンダーなイヤホンだと思います。
分離感が高いので音数の多い曲は特に楽しめます。
ただ、解像度の高さから音源の録音状態が良くないものだとそのまま聞こえてしまいます。この点はご注意ください。
エージングでここからどう変化していくかが楽しみです。
ではではエージング後のレビューにて