Wooeasyから発売中の16芯ケーブルのGXX-013のレビューをしたいと思います。
一般人ユーザーのレビューなので参考程度にしてください。
読者様の購入の参考になれば幸いです。
前提として
GXX-013はWooeasyの専売ケーブルとなっています。
Wooeasyはたくさんのケーブルを販売していますが、GXX-013はその中でも多少価格が高めです。
ただ、価格の高い分音も素晴らしいです。
また、以前Wooeasyさんに質問をしたのですが、現在日本で発売されているSoundsGoodのWhiteSnakeと同じところで作られているそうです。
確かに、ヨドバシカメラで実物と比べた際に外観や出音はとても似ていたので正しい気がしました。
私が購入したのは昨年の11月でした。
外観等について
〈ケーブルの外観について〉
GXX-013はその特徴として芯数が多いところが特徴です。
しかし、芯数が増えても編み方は非常にきれいで編みの間違いなども私のGXX-013にはありませんでした。
また、ケーブルは16芯を使っている割には大変細めです。
線が細く柔らかいため、取り回しはかなり良いほうです。
さらに、根本が柔らかいため断線はしづらそうです。
あと、ケーブルスプリッターが金属製で大変重そうですが、重くなく持ち運びは苦労しません。
ザ・中華デザインなので好きな人にはピッタリでしょう。
〈カラーバリエーション〉
ブラックとシルバーす。
今回はブラックモデル、シルバーモデルプラグ違いで二つ購入しました。
〈購入先・販売元〉
私の購入先はAliExpressのWooeasy Earphones Storeです。
値段は現在Amazonでは6000円前後です。
販売店はNiceHCK、Wooeasy、Kinboofi等が大手だと思います。
保証は一年です。
Twitterをやっている方であれば、Wooeasy Earphones Storeのアカウント@hulang9078をフォローしてDMを送るとTwitter割が適用できます。
〈発送時の外観等〉
ケーブルは透明の袋に入れられて届きました。
私が購入したのは去年なので現在は異なっているかもしれません。
〈ケーブルの仕様〉
以前私がメールをしたところ素材は純同線の銀メッキです。
プラグタイプはAmazonではmmcxモデルのみですがAliexpressですと、購入前に連絡をすれば2pinモデルも対応してもらえます。
私は2pinに変更してもらいました。
また、オスプラグも3.5mm、2.5mmは対応してもらえます。
現在では4.4mも対応してもらえます。
〈パッケージ付属品〉
ケーブルのみでした。
音質について
<レビューの前提として>
〈エージングについて〉
私は実体験からイヤホン・ケーブル・DAPにエージングは必要があると思っています。
そのため、レビューの前にエージングをすることにしています。
一応エージング前のレビューもあげていきますのでよろしくお願いします。
〈エージング方法について〉
私のエージング方法は100時間超エージング用音源(オーディオ機器エージング用WAVファイル集の詳細情報 : Vector ソフトを探す!)でエージングし、次に100時間音楽ランダム再生の計200時間超を目安としています。
〈再生機器について〉
その都度記載する予定ですが、基本的にはWM1Aです。
今回はWM1A、アンバランス出力、ハイゲイン出力です。
〈高音、中音、低音について〉
高音はシンバル
中音はボーカルやバイオリン・ピアノ
低音はドラム
をイメージしています。
〈イヤーピースについて〉
基本的に付属の物は使わないです。
私の良く使うイヤーピースは、OSTRY、スピンフィット、スパイラルドット、コンプライです。
GXX-013では主にスピンフィット、スパイラルドットを試しました。
<エージング後>
〈全体的な出音〉
ケーブルを比較するために使用したイヤホンははDZ9、DZX1+8です。
比較したケーブルはGXX-013とリファレンスケーブルです。
DAPはWM-1Zです。
一聴目で分かるのは、音の数がとても増えるところと、高音・中音がとてもはっきり聞こえるところ、音場が横に広がるところです。
GXX-013の製品としての特徴は16芯という芯数の多さです。
ケーブルは一般的に芯数が増える、またはケーブルの太さが太くなれば音の数は増えたり濃い音に変化します。
そのため、GXX-013でもとても音の数が増えました。
〈高音〉
高音の抜けがよくなります。
また、シンバルの刺さりがあるイヤホンについては多少刺さりが抑えられます。
距離としては、横に広がります。
〈中音〉
音がハッキリと鮮明になります。
また、多少距離が近づきます。
そのために、鮮明に聞こえます。
〈低音〉
低音は締まりが出ます。
また、低音は多少音が強くなります。
音場が多少横に広がります。
〈解像度〉
音の数が増えて聞こえることから解像度が上がっているのがわかります。
〈分離感〉
分離感が上がります。
楽曲の楽器がハッキリわかりやすくなります。
〈音場〉
音場は横に広がります。
中音は近づきますが、低音・高音が多少横に広がりますので全体的に横に広がります。
〈音量のとりやすさ〉
音量の取りやすさは付属ケーブルと同じです。
また、音の特徴としては音の数が増えるのと高音・中音がとてもはっきりするところです。
<音以外の評価として>
〈タッチノイズについて〉
GXX-013のマイナス面を挙げるとしたらタッチノイズの多さです。
やわらかいのですが、ケーブル自体の癖が強いこと、耳の保護の部分が多少固くなっているのでタッチノイズがかなり大きく発生します。
ただ、これは持ち歩かずに部屋で聞く人は問題にならないです。
まとめとして
GXX-013のメリットとしては、音の数がとても増えるところと、高音・中音がとてもはっきり聞こえるところ、音場が横に広がるところです。
特に、高音・中音のクリア感ははっきりとわかるレベルにあります。
ボーカルが前に来るため、ボーカル好きにはお勧めです。
また、線はかなり細くて取り回し易いです。
デメリットとしては、タッチノイズの多さが難点です。
<おすすめできる人>
・高・中音の解像度を上げたい人。
・中音を少し近づけたい人。
<おすすめできない人>
・タッチノイズのないケーブルを求めている人。
Wooeasyの販売するケーブルはクオリティはなかなか高いようです。
中音の遠いイヤホンを持っていて、もう少しボーカルを近づけたい人にはお勧めです。
Wooeasyの次のハイエンドケーブルも期待できそうです。
ではでは次回のレビューにて