最近1DD＋1BAのイヤホンのレビューばかりでしたが、今回は1DDイヤホンのレビューをしたいと思います。
以前レビューしたTFZ SERIES 2の後継機種であるT2 GALAXYのエージング前レビューをしたいと思います。
TFZ社から発売中の1DDイヤホンSERIES 2のレビューは
です。
一般人ユーザーのレビューなので参考程度にしてください。
読者様の購入の参考になれば幸いです。
前提として
TFZ社のSERIES 2はTwitter上でも5ch上でも低価格イヤホンとしてはかなり高評価なイヤホンでした。
そして、SERIES 2の第2世代としてT2 GALAXYが発売されました。
今回のTFZ社のT2 GALAXYのエージング前の印象は全体的にパワフルな出音のフラット傾向の印象が強めなイヤホンです。
私が購入したのは発売後の今年の11月でした。
発売から数か月経っているので、初期型ではないと思います。
外観等について
〈筐体について〉
筐体はフェイスプレート、シェル、音導管すべてが金属製です。
この部分は変更されています。
金属筐体のため高級感が上がっています。
TFZ社もバリや継ぎ目の隙間等も無く大変丁寧に作られています。
筐体の外観はかなり全体的に綺麗な印象です。
写真は左から
TFZ T2 GALAXY、KZ AS10、BA10となっています。
筐体の大きさは小さめです。
1DDなので全体的に小型なイヤホンです。
筐体は横幅は小さ目、縦にも小さめです。
筐体の厚さは普通程度ですが、ノズルも普通程度の長さです。
ノズルの太さは普通程度です。
そのため、耳が小さい人でも長時間使用が出来ると思います。
私は長時間使用が出来ます。
〈ステム部分について〉
T2 GALAXYは引っ掛かりが有ります。
そのため、外での使用もおススメ出来ます。
〈カラーバリエーション〉
ブラック、グリーン、パープル、ブルーと全部で4種類あります。
今回はブラックモデルを購入しました。
〈購入先・販売元〉
私の購入先はMassdropです。
Amazonの値段は7500円前後です。
販売店はNiceHCK、Wooeasy、Kinboofi等が大手だと思います。
保証は一年です。
〈外観等〉
箱のデザインはとてもシンプルで白を基調としています。
前回のSERIES 2の箱と同様の大きさです。
シルエットとしては細長いです。
〈イヤホンの仕様〉
1DDの1ドライバモデルです。
再生帯域5-40000Hz
プラグタイプはqdcタイプの0.78mmの2pinモデルです。
〈パッケージ付属品〉
イヤーピース2種類×3サイズ(S、M、L)、キャリングケース、ケーブル、説明書です。
音質について
<レビューの前提として>
〈エージングについて〉
私は実体験からイヤホンにエージングは必要があると思っています。
そのため、レビューの前にエージングをすることにしています。
一応エージング前のレビューもあげていきますのでよろしくお願いします。
〈エージング方法について〉
私のエージング方法は100時間超エージング用音源（オーディオ機器エージング用WAVファイル集の詳細情報 : Vector ソフトを探す！）でエージングし、次に100時間音楽ランダム再生の計200時間超を目安としています。
〈再生機器について〉
その都度記載する予定ですが、基本的にはWM1Aです。
今回はWM1A、アンバランス出力、ハイゲイン出力です。
〈高音、中音、低音について〉
高音はシンバル
中音はボーカルやバイオリン・ピアノ
低音はドラム
をイメージしています。
〈イヤーピースについて〉
基本的に付属の物は使わないです。
私の良く使うイヤーピースは、OSTRY、スピンフィット、スパイラルドット、コンプライです。
T2 GALAXYでは主にスピンフィット、スパイラルドットを試しました。
<開封直後>
〈全体的な出音〉
一聴目の感想としては全体的にパワフルな出音のフラット傾向の印象が強めなイヤホンです。
特に特定の音域が強く突出しているわけではなく全体的な音が良く聞こえます。
相当音の圧が強くエネルギッシュだと思います。
出音の強さのイメージとしては高音=中音=低音のイメージです。
音の傾向としては寒色です。
エージング前ですがSERIES 2をパワーアップさせたような出音でかなり良いと思います。
DD搭載機なのでエージングでの変化がどうなるか楽しみです。
〈高音〉
高音はかなり出ている印象です。
そして、強いだけではなくキチンとシンバルなどの音も綺麗に表現されていると思います。
ただ、その分多少高音の刺さりを感じる楽曲があります。
音の距離としては近めから普通程度です。
〈中音〉
中音域もかなり出ていると感じます。
人によっては中音が一番出ていると感じる人もいると思います。
サ行の刺さりは今のところ多少感じます。
距離は近めから普通程度です。
〈低音〉
低音もかなり出ていると感じます。
ただ、曲によっては一番出ていないとも感じます。
そして、深めの低音が少し出ていないとも感じます。
そのため、エージング前ですと低音好きの方にはお勧めできないです。
ただ、DD搭載機ですのでエージングで低音が出てくるように思いますのでここはエージング待ちです。
音の距離は近めから普通程度です。
〈解像度〉
解像度はエージング前ですが、正直かなり良いと思います。
最近立て続けに聞いていた1DD+1BA機種よりもはるかに高く感じます。
エージングで良くなるとすごいコスパになりそうです。
〈分離感〉
音場が近いせいか、分離感はそこまで高いと感じません。
多少ごちゃっとして聞こえます。
ここはエージングに期待したいです。
〈音場〉
音場は全体的にかなり近めに聞こえます。
特に中音は近く感じます。
なので、ボーカルホンをお求めの方にエージング前ではお勧めできそうです。
音場の広い音を求めている人には向いていません。
〈音量のとりやすさ〉
音量の取りやすさはかなり取りやすいほうだと思います。
ハイゲイン23前後で聞いています。
エージング前のまとめとして
T2 GALAXYの向いている人
・エネルギッシュなパワフルな音の好きな人。
・ボーカルホンが好きな人。
T2 GALAXYの向いていない人
・ゆったりと音楽を聴きたい人。
・音場の広い音が好みの人
T2 GALAXYは全体的にパワフルな出音のフラット傾向の印象が強めなイヤホンです。
SERIES 2からの第2世代だとはっきりとわかるような進化をしていると思います。
かなりリスニング寄りで楽しく音楽を楽しめると思います。
まだエージング前なのでエージングでの音の変化がどうなるかが楽しみです。
ではではエージング後のレビューにて
