今回はROSE br5 mk2のエージング前のレビューをしたいと思います。
CCA社から発売中の1BA+1DDのCCA-C04のイヤホンレビューは
です。
一般人ユーザーのレビューなので参考程度にしてください。
読者様の購入の参考になれば幸いです。
前提として
ROSE社さんのイヤホンは私の手持ちとしては初めてですが、Eイヤホンさんで視聴をしてかなり好みの出音だったので悩んだ末に今回購入しました。
今回のROSE br5 mk2のエージング前の印象は高解像度なドンシャリ傾向のリスニング向けの寒色イヤホンです。
私が今回購入したのは2018年の12月頃です。
そのため、初期型だと思います。
外観等について
〈筐体について〉
筐体はフェイスプレート、シェル、ノズル部分すべてがプラスチック製です。
バリはありませんが、フェイスプレートとシェルの継ぎ目に隙間があります。
また、ノズル部分の金網部分が外れそうです。
さらに、シェルに透明感が無く濁っており気泡もあります。
ROSE br5 mk2は私のブログで紹介するイヤホンの中では価格がお高めなのですが、この辺は他の中華イヤホンのほうが作りがしっかりしています。
正直イヤホンの筐体の作りは価格のわりに残念です。
写真は左から
ROSE br5 mk2、TFZ KING、Planamic In-Ear Monitorsとなっています。
筐体の大きさは普通です。
筐体は横幅は普通程度、縦には普通から多少大きい程度です。
筐体の厚さは普通程度、ノズルは普通です。
ノズルの太さは普通です。
そのため、耳の穴が小さい人でも長時間使用ができると思います。
私は長時間使用が出来ます。
〈ステム部分について〉
ROSE br5 mk2は引っ掛かりが有ります。
そのため、外での使用はおススメ出来ます。
〈カラーバリエーション〉
グリーン、レッド、ブルーモデルの3種類です。
今回はグリーンモデルを購入しました。
〈購入先・販売元〉
私の購入先はイーイヤホンです。
値段は約30000円です。
販売店はNiceHCK、Wooeasy、Kinboofi等が大手だと思います。
保証は一年です。
〈外観等〉
箱のデザインはシンプルで白色を基調としています。
大きさは大きめです。
シルエットとしては正方形です。
〈イヤホンの仕様〉
5BAドライバーの5ドライバモデルです。
再生帯域14-22000Hz
プラグタイプはmmcxタイプです。
〈パッケージ付属品〉
イヤーピース3種類×1サイズ、ケーブル1本、ケース、6.3mm変換、説明書です。
音質について
<レビューの前提として>
〈エージングについて〉
私は実体験からイヤホンにエージングは必要があると思っています。
そのため、レビューの前にエージングをすることにしています。
一応エージング前のレビューもあげていきますのでよろしくお願いします。
〈エージング方法について〉
私のエージング方法は100時間超エージング用音源(オーディオ機器エージング用WAVファイル集の詳細情報 : Vector ソフトを探す!)でエージングし、次に100時間音楽ランダム再生の計200時間超を目安としています。
〈再生機器について〉
その都度記載する予定ですが、基本的にはWM1Aです。
今回はWM1A、アンバランス出力、ハイゲイン出力です。
〈高音、中音、低音について〉
高音はシンバル
中音はボーカルやバイオリン・ピアノ
低音はドラム
をイメージしています。
〈イヤーピースについて〉
基本的に付属の物は使わないです。
私の良く使うイヤーピースは、OSTRY、スピンフィット、スパイラルドット、コンプライです。
ROSE br5 mk2では主にスピンフィット、スパイラルドットを試しました。
<開封直後>
〈全体的な出音〉
一聴目の感想としては高解像度なドンシャリ傾向のリスニング向けの寒色イヤホンです。
全体的にはっきりと聞こえるリスニング傾向の音作りです。
そして、分離感と解像度が高い点が特徴的だと思います。
出音の強さのイメージとしては高音≧低音>中音のイメージです。
音の傾向としては寒色です。
〈高音〉
高音はとても派手な出音です。
また、量も多いです。
きれいな高音というよりはパワフルな感じです。
ただ、その分シンバルなどは多少刺さります。
音の距離としては普通です。
〈中音〉
中音はきちんと強めですが、他の音域が強いため相対的に弱めです。
綺麗に出ていると思います。
サ行の刺さりは感じません。
距離は近めです。
〈低音〉
低音は高音と同じ程度の量が出ていると感じる曲もありますのでかなりしっかり目です。
深い低音もきちんとはっきりと出ています。
音の距離は普通から近めです。
〈解像度〉
解像度は5BAのおかげかかなり高いです。
特に高音が量もしっかりしておりハッキリくっきりと聞くことができます。
〈分離感〉
分離感も相当程度あります。
音場が狭めですが、しっかり各音域が聞こえます。
〈音場〉
音場はかなり狭く感じます。
中音域がかなり耳の近くでなります。
ただ、各音域が強いので臨場感があります。
〈音量のとりやすさ〉
音量の取りやすさは取りやすいほうだと思います。
ハイゲイン28前後で聞いています。
エージング前のまとめとして
ROSE br5 mk2の向いている人
・元気な出音の好きな人。
・高解像度なイヤホンを求めている人。
ROSE br5 mk2の向いていない人
・ドンシャリのイヤホンが苦手な人。
ROSE br5 mk2は高解像度なドンシャリ傾向のリスニング向けの寒色イヤホンです。
かなり元気な出音でかつ高解像度で臨場感やノリの良さがとても良いです!
ただ、高価格機種なのできちんと視聴した後に購入したのですが、エージング前なのか試聴機と違う音の気がしてなりません。
正直高音が派手というかかなり荒ぶっています(笑)
高音が最も好きな音域ですが、ちょっと派手すぎる気もします。
また、中音が試聴機よりも引っ込んでいる気も…
まぁこの辺はエージングで変化してほしいですね。
ではではエージング後のレビューにて