今回はNICEHCK F3
のエージング前のレビューをしたいと思います。
前提として
このNICEHCK F3の特徴は何といっても平面駆動ドライバーのイヤホンということです。
平面駆動ドライバーはPlanamic In－Ear Monitorsがありましたが面白い鳴り方をするドライバーでした。
今回のNICEHCK F3はどのような音なのでしょうか。
一般人ユーザーのレビューなので参考程度にしてください。
読者様の購入の参考になれば幸いです。
外観等について
〈筐体について〉
NICEHCK F3の筐体はフェイスプレート、シェル、ノズル部分すべてが金属製です。
筐体のつくりはとても丁寧です。
筐体の大きさは普通程度です。
筐体は横幅は普通程度、縦には普通です。
筐体の厚さは普通、ノズルは普通です。
ノズルの太さは5.8mmです。
そのため、耳の穴が小さい人は長時間使用が出来ると思います。
私は長時間使用が出来ます。
〈ステム部分について〉
NICEHCK F3は引っ掛かりが有ります。
そのため、外での使用はおススメ出来ます。
〈カラーバリエーション〉
NICEHCK F3はシルバーモデルの1種類です。
今回はシルバーモデルを購入しました。
〈購入先・販売元〉
私はNICEHCK F3をAmazonで購入しました。
値段は22500円です。
販売店はAmazon、Aliexpress、DROP等が大手だと思います。
保証は一年です。
〈外観等〉
NICEHCK F3の箱のデザインは茶色を基調としています。
大きさは普通です。
シルエットとしては長方形です。
〈イヤホンの仕様〉
NICEHCK F3は1平面磁気ドライバー＋1DD＋1BAドライバーの3ドライバモデルです。
再生帯域20-28000Hz
プラグタイプはフラットの2pinです。
〈パッケージ付属品〉
イヤーピース1種類×3サイズ、ケーブル1本です。
音質について
<レビューの前提として>
〈エージングについて〉
私は実体験からイヤホンにエージングは必要があると思っています。
そのため、イヤホンのレビューはエージング前とエージング後の2記事を上げることにしています。
〈エージング方法について〉
私のエージング方法は適度な音量で100時間超エージング用音源（オーディオ機器エージング用WAVファイル集の詳細情報 : Vector ソフトを探す！）でエージングし、次に100時間音楽ランダム再生の計200時間超を目安としています。
〈再生機器について〉
WM1A、アンバランス出力、ハイゲイン出力です。
〈高音、中音、低音について〉
高音はシンバル
中音はボーカルやバイオリン・ピアノ
低音はドラム
をイメージしています。
〈イヤーピースについて〉
付属の物は使わないです。
私の良く使うイヤーピースは、OSTRY、スピンフィット、スパイラルドット、コンプライです。
NICEHCK F3では主にスピンフィット、スパイラルドットを試しました。
<開封直後>
〈全体的な出音〉
NICEHCK F3の一聴目の感想としてはキレのある逆ピラミッドバランスな出音の寒色イヤホンです。
かなりキレのあるはっきりとした分かりやすい出音です。
出音の強さのイメージとしては高音＞＞中音＞低音のイメージです。
音の傾向としては寒色です。
〈高音〉
高音はもっとも量のある音域です。
かなりしっかりと聞こえます。
量がたくさんあることに加えてかなりキレのある出音です。
また、高音は分離感が非常に高く聞こえます。
ただ、その分シンバルなどの刺さりがあります。
音の距離としては普通程度です。
〈中音〉
中音の量は高音よりは少ないですがかなりしっかりと出ています。
距離もちょうど良い距離感なので聞き取りやすいです。
サ行の刺さりは感じません。
距離は普通程度です。
〈低音〉
低音の量は最も出ていません。
また、深い低音も出ていません。
今のところですが低音を求めてこの機種を買うと外れだと思います。
音の距離は普通です。
〈解像度〉
解像度はドライバー数の多さからは高めに感じます。
キレのある出音に聞こえるのは解像度の高いおかげだと感じます。
〈分離感〉
分離感もなかなかあります。
音場はそこまで広くはありませんが悪くはありません。
特に高音は相当良いと思います。
〈音場〉
音場は全体的に普通程度です。
そこまで広いとも感じませんが狭いとも感じません。
〈音量のとりやすさ〉
音量の取りやすさは普通程度と思います。
ハイゲイン35前後で聞いています。
エージング前のまとめとして
NICEHCK F3の向いている人
・くっきりはっきりとした元気な出音が好きな人。
・刺激的な高音が好きな人。
NICEHCK F3の向いていない人
・ゆったりと音楽を聴きたい人。
NICEHCK F3はキレのある逆ピラミッドバランスな出音の寒色イヤホンです。
前の平面駆動のイヤホンのPlanamic In－Ear Monitors暖色傾向だったのでNICEHCK F3とは全く印象が異なります。
同じ平面駆動のドライバーを使っていてもここまで音に変化があるのか！と驚きました。
NICEHCK F3は非常に刺激的な高音が魅力的な機種です。
ここまで派手で刺激的な高音はROSE br5 mk2以来です。
ただ、まだDDドライバーがほぼ仕事をしていないです(笑)
ROSE BR5Mk2もそうですがエージングでかなり暴れ気味な高音が抑えられたのでNICEHCK F3もエージングでどのような変化があるのか楽しみです。
ではではエージング後のレビューにて
