KZ社から新しい1DD+1BAのイヤホンであるZS4が販売されました。
最近は1DD+1BA型のイヤホンが販売されていますね。
今後のレビュー待ちの1DD+1BA機種もまだまだあります。
個人的に1DD+1BA機種のイヤホンは大変好みなので嬉しいですね!
今回はZS4のエージング前のレビューしたいと思います。
KZ社から発売中の1DD+1BAイヤホンZSNのレビューは
です。
一般人ユーザーのレビューなので参考程度にしてください。
読者様の購入の参考になれば幸いです。
前提として
KZ社は最近立て続けにイヤホンを販売しているので購入が大変なのですが、今回も私の好みの1DD+1BA機種だったので購入してみました。
今回のKZ社のZS4はエージング前の印象はすべて音の印象が強めな多少中低音強めのフラット傾向な迫力のあるイヤホンです。
私が購入したのは発売直後の今年の10月でした。
そのため、初期型です。
外観等について
〈筐体について〉
筐体はフェイスプレート、シェル、音導管すべてプラスチック製です。
ZSNはおしゃれ路線だったのですが、従来のKZの外観です。
最近のKZ社はバリや継ぎ目の隙間等も無く大変丁寧に作られています。
筐体の外観はかなり全体的に綺麗な印象です。
写真は左から
KZ ZS4、AS10、BA10となっています。
筐体の大きさは小さめから普通程度です。
1DD+1BAなので全体的に小型なイヤホンです。
筐体は横幅は小さ目、縦には普通程度です。
筐体の厚さは薄目ですが、ノズルは普通程度の長さです。
ノズルの太さは普通から少し細めです。
そのため、耳が小さい人でも長時間使用が出来ると思います。
私は長時間使用が出来ます。
ZS4も以前のKZ社に比べると装着感がかなりアップしていると思います。
〈ステム部分について〉
ZS4は引っ掛かりが有ります。
そのため、外での使用をおススメ出来ます。
〈カラーバリエーション〉
ブラックとレッドの2種類あります。
今回はブラックモデルを購入しました。
〈購入先・販売元〉
私の購入先はAliExpressのKZ Global Storeです。
Amazonの値段は2600円前後です。
販売店はNiceHCK、Wooeasy、Kinboofi等が大手だと思います。
保証は一年です。
Twitterをやっている方であれば、KZ Global Storeのアカウント@KEarphonesをフォローしてDMを送るとTwitter割が適用できます。
〈外観等〉
箱のデザインはとてもシンプルで白を基調としています。
全体的に小さ目です。
〈イヤホンの仕様〉
1DD+1BAの2ドライバモデルです。
再生帯域7-40000Hz
プラグタイプは0.75mmの2pinモデルです。
2pinの仕様はZSNと異なり今まで通りの2pinです。
ただ、埋め込み2pinなのでそこは注意です!
〈パッケージ付属品〉
イヤーピース1種類×3サイズ(S、M、L)、キャリングケース、ケーブル、説明書です。
これはZS4専用のアップグレートケーブルです。
(商品が入ってなかったのでKZからの到着待ちです。商品届き後写真を張ります。)
音質について
<レビューの前提として>
〈エージングについて〉
私は実体験からイヤホンにエージングは必要があると思っています。
そのため、レビューの前にエージングをすることにしています。
一応エージング前のレビューもあげていきますのでよろしくお願いします。
〈エージング方法について〉
私のエージング方法は100時間超エージング用音源(オーディオ機器エージング用WAVファイル集の詳細情報 : Vector ソフトを探す!)でエージングし、次に100時間音楽ランダム再生の計200時間超を目安としています。
〈再生機器について〉
その都度記載する予定ですが、基本的にはWM1Aです。
今回はWM1A、アンバランス出力、ハイゲイン出力です。
〈高音、中音、低音について〉
高音はシンバル
中音はボーカルやバイオリン・ピアノ
低音はドラム
をイメージしています。
〈イヤーピースについて〉
基本的に付属の物は使わないです。
私の良く使うイヤーピースは、OSTRY、スピンフィット、スパイラルドット、コンプライです。
ZSNでは主にスピンフィット、スパイラルドットを試しました。
<開封直後>
〈全体的な出音〉
一聴目の感想としてはすべて音の印象が強めな多少中低音強めのフラット傾向な迫力のあるイヤホンです。
全体的な音域が強く、良く聞こえます。
特にどの帯域が強く印象に残る音というわけではなくすべての音域が強い印象です。
出音の強さのイメージとしては中音=低音≧高音のイメージです。
音の傾向としては寒色です。
少し全体的に強めですが出音のバランスが良いな、と感じます。
DD搭載機なのでエージングでの変化がどうなるか楽しみです。
〈高音〉
高音は最初すぐはそこまで出ていないと感じたのですが、曲によってはかなり多く強めです。
他の音域に比べて多少少な目に聞こえている曲でもはっきり出ておりきれいに聞こえます。
シンバル等は強めなのですが高音の刺さりはありません。
音の距離としては近めから普通程度です。
〈中音〉
かなり中音域は印象的です。
音の量が多く距離も近いのでかなり印象的に聞こえます。
そのため、ボーカルやピアノメインの曲は楽しく聞くことができます。
サ行の刺さりはありません。
距離は近めです。
〈低音〉
人によっては一番出ているという人もいるかもしれません。
低音は音の量もあり、また深い低音もきちんとなっているのでかなり印象的に聞こえます。
低音好きな方も満足できると思います。
ZSNとは全くキャラクターの異なる低音です。
音の距離は普通程度です。
〈解像度〉
解像度はエージング前ですがそこまで悪いとは感じません。
ドライバー数程度の解像度です。
〈分離感〉
音場は並程度から少し狭めなので、分離感はあまり高くはありません。
多少ゴチャっと聞こえる印象があります。
〈音場〉
音場は普通から少し狭い程度です。
中低音が全体的に量が多く、距離も近めから普通程度なのでそのように感じます。
ただ、音場が狭く各音域の音が強めなのでかなり迫力のある音が楽しめます。
この楽しく聞こえる感じはZS4のプラスなポイントだと感じます。
〈音量のとりやすさ〉
音量の取りやすさはやや取りやすいほうだと思います。
ハイゲイン32前後で聞いています。
エージング前のまとめとして
ZS4の向いている人
・中低音の音が好きな人。
・迫力のあるリスニングライクなイヤホンが好きな人。
ZS4の向いていない人
・エージング前ですが、音場の広い音が好きな人。
ZS4はすべて音の印象が強めな多少中低音強めのフラット傾向な迫力のあるです。
多少音場は狭めですが、そのデメリットを迫力ある音によりリスニングライクな楽しい出音へとプラスに変えていると感じました。
ZSNとまた異なるタイプのイヤホンです。
ZSNに比べてあまり盛り上がっていませんが、ZS4も個人的にはあたりな気がします。
まだエージング前なのでエージングでの音の変化がどうなるかが楽しみです。
ではではエージング後のレビューにて