KZの最新ハイエンドモデルのAS10からわずか一月しか経たずに同ドライバー数の新しいハイエンドモデルのイヤホンをKZ社が出してきました!
エージング前のレビューしたいと思います。
KZ社から発売中のハイエンドイヤホン4BA+1DDイヤホンZS10のレビューは
です。
一般人ユーザーのレビューなので参考程度にしてください。
読者様の購入の参考になれば幸いです。
前提として
KZ BA10はAS10に続いてのKZ社の5BAモデルとなります。
KZ社はAS10の発売からあまり時間を置かずにこの5BAモデルを出してきています。
ZS7も発売予定だそうで、ハイエンドモデルが続きます。
今回のBA10の音の完成度も今までのKZ社のイヤホンで培われたものをすべて注ぎ込んでいるような印象でハイレベルです。
エージング前ですが、AS10の特徴は中高音の派手で元気な音、解像度と分離感の高さです。
私が購入したのは発売直後の今年の9月でした。
そのため、初期型です。
外観等について
〈筐体について〉
筐体はフェイスプレートもシェル部分も金属製です。
バリや継ぎ目の隙間等も無く大変丁寧に作られています。
KZ社のイヤホンはやはりいつも通り大変綺麗な印象です。
写真は左から
KZ BA10、AS10、BQ3となっています。
筐体の大きさは普通程度です。
ZS10に比べて小型化が図られています。
筐体は横幅は普通程度、縦に長いです。
筐体の厚さは普通程度で、ノズルも普通程度です。
ノズルの太さはZS10・ES4に比べて多少細めです。
そのため、耳が小さい人も長時間使用は出来ると思います。
私は長時間使用が出来ます。
〈ステム部分について〉
BA10は引っ掛かりが有ります。
そのため、外での使用をおススメ出来ます。
〈カラーバリエーション〉
ブラックとゴールドです。
今回はブラックモデルを購入しました。
〈購入先・販売元〉
私の購入先はAliExpressのNiceHCK Audio Storeです。
値段は現在Amazonでは9000円前後です。
販売店はNiceHCK、Wooeasy、Kinboofi等が大手だと思います。
保証は一年です。
Twitterをやっている方であれば、NiceHCK Audio Storeのアカウント@hckexinをフォローしてDMを送るとTwitter割が適用できます。
〈外観等〉
箱のデザインはとてもシンプルで黒を基調としています。
ケースは今回豪華版が届いたのでいつもよりかなり大きめです。
〈イヤホンの仕様〉
5BAの5ドライバモデルです。
再生帯域20-40000Hz
プラグタイプは2pinモデルです。
〈パッケージ付属品〉
ケーブル、イヤーピース1種類×3サイズ(S、M、L)、説明書、合格証です。
音質について
<レビューの前提として>
〈エージングについて〉
私は実体験からイヤホンにエージングは必要があると思っています。
そのため、レビューの前にエージングをすることにしています。
一応エージング前のレビューもあげていきますのでよろしくお願いします。
〈エージング方法について〉
私のエージング方法は100時間超エージング用音源(オーディオ機器エージング用WAVファイル集の詳細情報 : Vector ソフトを探す!)でエージングし、次に100時間音楽ランダム再生の計200時間超を目安としています。
〈再生機器について〉
その都度記載する予定ですが、基本的にはWM1Aです。
今回はWM1A、アンバランス出力、ハイゲイン出力です。
〈高音、中音、低音について〉
高音はシンバル
中音はボーカルやバイオリン・ピアノ
低音はドラム
をイメージしています。
〈イヤーピースについて〉
基本的に付属の物は使わないです。
私の良く使うイヤーピースは、OSTRY、スピンフィット、スパイラルドット、コンプライです。
BA10では主にスピンフィット、スパイラルドットを試しました。
<開封直後>
〈全体的な出音〉
一聴目の感想としてはかまぼこ傾向な中音重視のイヤホンです。
すべての音が目立つ音ですが、特に中音が良く聞こえるなという印象です。
出音の強さのイメージとしては中音≧高音≧低音のイメージです。
音の傾向としては寒色です。
AS10と同じく第一印象はかなり良いですね。
全体の音としては中音が多めですが他の音域の音もはっきり聞こえます。
音のバランスが良い印象です。
エージング後に変化するかどうかですね。
〈高音〉
高音は中音ほどは出ていませんがしっかりと出ています。
曲によっては最も出ていると感じます。
KZらしいきらきらとした高音です。
高音の刺さりはありません。
音の距離としては遠めです。
〈中音〉
BA10では中音が一番印象的に聞こえます。
かなり綺麗にボーカルが聞き取れます。
サ行の刺さりはありません。
今のところボーカルホンとして最適な印象があります。
距離は普通程度です。
〈低音〉
低音は全音域の中で最も弱い印象です。
中高音が印象強いので多少他の音域に比べて低音の印象が弱いです。
ただ、存在感はきちんとあります。
音の距離は遠目です。
〈解像度〉
解像度はエージング前にしては相当ハイレベルだと感じます。
特に中音域は大変きれいに聞こえます。
〈分離感〉
音場が全体的に遠いこともありますが、分離感も高い印象です。
かなり、各楽器や声の分離がハッキリしていると思います。
〈音場〉
音場は全体的に遠目です。
〈音量のとりやすさ〉
音量の取りやすさは取りやすいほうだと思います。
ハイゲイン25前後で聞いています。
エージング前のまとめとして
BA10の向いている人
・中高音の音が好きな人。
・高解像度、高分離のイヤホンを求めている人。
BA10の向いていない人
・少し価格が高いのでアンダー5000円のイヤホンを探している人。
BA10はまだエージング前なので他のイヤホンとは比較していないのですが、AS10に近いレベルにある相当万人受けしそうなハイレベルなイヤホンだと思います。
解像度の高さと分離感の高さは似ています。
また、想像していたよりもはるかに装着感がよいので驚きました!
今のところかなりエージング後に期待できます。
ではではエージング後のレビューにて