5BA

magaosi社の多ドラハイエンドイヤホン「magaosi k5」【イヤホンレビュー】

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magaosi社から販売されているk5をレビューしたいと思います。

KZ社の同じドライバー数のAS10のレビューは

www.akanamo.com

です。

一般人ユーザーのレビューなので参考程度にしてください。

読者様の購入の参考になれば幸いです。

前提として

magaosiは多ドライバーのイヤホンを作っているメーカーさんです。

モデルナンバーがドライバー数なので分かりやすいです。

今回はk5という5ドライバーモデルのレビューをします。

特徴としては中高音の元気さが売りのモデルとなっています。

私が購入したのは発売直後の昨年の11月でした。

外観等について

〈筐体について〉
筐体はフェイスプレートもシェル部分もプラスチック製です。

バリや継ぎ目の隙間等も無く大変丁寧に作られています。

やはり高価格帯に位置するモデルなので外観は非常にきれいです。

シェルが充てんされているモデルです。

透明感は高いですが、ドライバー名は見えません。

また、抵抗が入っているのが見えます。

中のシェルが充てんされている部分にたくさんの気泡がありました。

これはマイナスですね、シェルの透明感が高いので余計に目立ちます。

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筐体の大きさは全体的にやや大きめです。

筐体は横は普通程度、縦に長いです。

筐体の厚さは厚めで、ノズルは短めです。

ノズルの太さは薄いです。

そのため、耳が小さい人も長時間使用は出来ると思います。

私は長時間使用が出来ます。

〈カラーバリエーション〉
クリアとグリーン、レッド&ブルーの3種類です。

今回はレッド&ブルーモデルを購入しました。

〈購入先・販売元〉
私の購入先はAmazonです。

値段は現在Amazonでは19800円です。

〈外観等〉
ケースは全体的には多少大きめですが、中の内容物を考えると小さ目です。

外箱のクオリティがとても高いです。

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〈イヤホンの仕様〉
6BAの6ドライバモデルです。

再生帯域20-20000Hz

プラグタイプはmmcxモデルです。

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〈パッケージ付属品〉
ケーブル2種類(Bluetooth含む)、イヤーピース3種類(3サイズ(S、M、L))、キャリングケース、ユーザーガイドです。

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音質について

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<レビューの前提として>

〈エージングについて〉
私は実体験からイヤホンにエージングは必要があると思っています。

そのため、レビューの前にエージングをすることにしています。

一応エージング前のレビューもあげていきますのでよろしくお願いします。

〈エージング方法について〉
私のエージング方法は100時間超エージング用音源(オーディオ機器エージング用WAVファイル集の詳細情報 : Vector ソフトを探す!)でエージングし、次に100時間音楽ランダム再生の計200時間超を目安としています。

〈再生機器について〉
その都度記載する予定ですが、基本的にはWM1Aです。

今回はWM1A、アンバランス出力、ハイゲイン出力です。

〈高音、中音、低音について〉
高音はシンバル

中音はボーカルやバイオリン・ピアノ

低音はドラム

をイメージしています。

〈イヤーピースについて〉
基本的に付属の物は使わないです。

私の良く使うイヤーピースは、OSTRY、スピンフィット、スパイラルドット、コンプライです。

k5では主にスピンフィット、スパイラルドットを試しました。

<エージング後>

〈全体的な出音〉
ブログを始める前に購入したのでエージング前のレビューがありません。

一聴目の感想としては弱逆ピラミッド傾向の出音のイヤホンです。

高音域、中音域が目立つ音だという印象です。

出音の強さのイメージとしては高音≧中音=低音のイメージです。

HK6に似ていますが、HK6ほど高音は強くありません。

音の傾向としては寒色です。

キレのある出音です。

〈高音〉
高音は3つの音域で最も出ている印象です。

そのため、きちんと高音の存在感があります。

高音の刺さりはありません。

また、曲によっては高音のキレは抜群です。

音の距離としては普通程度です。

〈中音〉
中音は全体のバランスからは強めです。

距離は普通程度です。

サ行の刺さりはありません。

〈低音〉
低音は全体のバランスからは多少弱く感じられますが、低音も量はしっかり出ています。

きちんと深い低音も出ています。

また、低音はキレのある低音という印象です。

音の距離は普通程度です。

〈解像度〉
解像度はドライバー数に比して多少高めだと思います。

特に中高音域で解像度が高く聞こえます。

全体的に元気でキレが良いです。

音の終わり際などが分かりやすいです。

〈分離感〉
分離感もなかなか高いです。

音場は普通程度ですが、分離感は悪くないです。

左右で分かれて聞こえる曲やたくさんの音が出ている曲でもそれぞれの音がわかります。

〈音場〉
音場は全体的に普通程度に感じます。

残響音は特に高音が良いです。

<音以外の評価として>

〈ケーブルについて〉
付属ケーブルはやはりこの価格帯なのでなかなかの高品質です。

そのため、付属ケーブルでもなかなかバランス良い音が出ます。

mmcxは緩みが無くくるくる回る感じもせずきっちりしています。

やわらかめですが、多少タッチノイズが多めです。

歩きながらは気になります。

また、magaosi k5は最初からbluetoothケーブルが付属しています。

二つケーブルがついていて、無線と優先を使い分けることができるのは大変お得だと思います。

〈遮音性(音漏れ)について〉
DD用の空気穴がありません。

そのため、音漏れはありません。

以上から、通勤・通学用のイヤホンとしては向いていると思います。

まとめとして

HK6のメリットとしては、中高音の元気な音です。

また、解像度が高めなので音数の多い曲を楽しむ方にはピッタリです。

デメリットとしては、多少聴き疲れするところでしょう。

<おすすめできる人>

・中高音の強い元気な音を求めている人。

<おすすめできない人>

・ゆったりと聞くことのできるイヤホンを求めている人。  


magaosiは初めて購入しましたが、悪くはないです。

5ドライバーのイヤホンは好みなイヤホンが多いのですが、magaosi k5も元気な出音で好みなタイプでした。

多少現在の中華多ドライヤホンにしては値段が高いので、後継機をどの方向に舵を取っていくのかが楽しみです。

ではでは次回のレビューにて

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